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鞄や上着なんかについているファスナーですが、誰しも一度は壊れたことがあると思います。
そんな時どのように直していますか?

今回はファスナーが片方外れてしまったり、布を噛んだときの直し方など良くあるものの直し方を紹介していきます。
是非参考にしてみてください。

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ファスナーの仕組み

ファスナーは3つの部分から成り立っています。


一つ目はエレメント

という噛み合わせの部分。


二つ目はスライダー

といって、手で持って閉めたり開けたりする部分。


三つ目はテープ

これはチャックの回りにある布の事を指します。
このテープは簡単に付けられているだけのように見えますが、実はとても細かくて精密に作られているもので、チャックには欠かせないものになります。


この3つが揃っていなくては、チャックは成り立ちません。

チャックは歯車の原理を利用してスライダーがエレメントを噛み合せることによって、閉じることができます。
反対に開く時にはスライダーがテープを曲げて、エレメントを開いていくという仕組みになっているのです。


ファスナーが片方外れた時の直し方は?

ファスナーが片方外れてしまうという経験はありませんか?

この片方外れた時は非常にやっかいです。


ファスナーが片方外れてしまった場合の直し方は2つあります。


一つ目のやり方は・・・


1. 片方しか付いていないスライダーの金具を外す

2. ファスナーの最初の地点の縫い目をほどく

3. ファスナーを最初から通し直す

4. 縫い目を縫い直す


このやり方は縫い直したりする必要があるため、かなり面倒です・・・


二つ目のやり方は・・・

これが現実的でオススメかもしれません。


1. 金具のスライダーの部分をマイナスドライバーで少しずつ開く

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2. 外れてしまった方のファスナーにねじ込む

3. ねじ込むために開けた金具をペンチで閉じる


こちらの方法の方が簡単です。

ただマイナスドライバーで開く時に対象物が小さいなので、ガリッと外して手に怪我をすることがないよう気をつけてくださいね。


ファスナーが布を噛んだ時の直し方は?

ファスナーが布を噛んでしまうことも良くあると思いますが、大抵の人はチャックを上下に無理矢理動かしてしまうかもしれません。

ただ実は


噛ん側の布の部分を動かす


ことで、スムーズに直すことができます。

ファスナーに対して水平に動かすようにすることがポイントです。


布をゆっくり水平に引っ張りながらファスナーを動かしてみてください。


ファスナーが閉まらない時の直し方は?

ファスナー閉まらない時の直し方はいくつかあります。


一つ目は・・・

ファスナーの金具が錆びたり、古くなっている時は滑りが悪いと思われます。
そのため滑りをよくすることでファスナーが動く場合があります。

滑りを良くするために使うものは油・石けん・リップクリームなど付けることで動きます。


二つ目は・・・

金具とギザギザの部分の噛み合わせが悪いことが考えられるので、ペンチを使ってスライダー(金具)の部分を軽く閉じていきましょう。

あまりにも強い力で閉じてしまうと、完全に壊れてしまいますので、力加減に注意しながらゆっくりと慎重に行います。


この三つのどれかで直し方でまた使えるようになると思います。


まとめ

ペンチやマイナスドライバーを使う方法もいくつかご紹介しましたが、意外とファスナーのスライダーは柔らかかったりするので、簡単に開けることができます。

ただ材質や物によっては力が必要なものもありますし、上記の方法ではチャックが直らないこともあります。


そんな時には修理してもらったり、チャックの滑りが良くなるスプレーが売られているので、そちらも試してみてみてはいかがでしょうか。

ちなみにスプレーは直接振るのではなく、綿棒などに染み込ませて丁寧に塗ることをオススメします!

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