みなさんは子供にいつから枕を用意していますか?
最近では新生児のうちから使える枕も販売されていますので、赤ちゃんのうちから使っている家庭もあると思いますが、一体何歳頃から枕を使うのが良いのでしょうか?
今回は子供の枕について詳しくまとめてみました。
枕カバーや生地などの選び方についても紹介するので、参考にしてみてください。
子供の枕はいつから必要?
現在は新生児の枕も販売されていますが、産まれたばかりの赤ちゃんには枕は必要ないものだと一般的には言われています。
その理由は・・・
人間の頭は重たいため安定して支えようと背骨がS字にカーブしてきます。
寝ている時は無意識なので、S字カーブを保つ為には枕を使い姿勢を保つということになります。
このことから
まだ歩けない赤ちゃん
骨格が出来上がっていない時期
などの子供には必要ないとされているのです。
ではいつから用意するのがいいのか?
というと早くて3歳頃から準備を始めても良いですが、基本的には幼稚園から小学校低学年の間に骨格が出来上がってくるため、この時期から用意してあげることがベストだと思います。
次からは子供の枕の選び方について紹介します。
子供の枕のカバーの生地は何がいい?
子供の枕のカバーについてですが、生地は何がいいのでしょうか?
子供は寝ている時でも大人以上に汗をかきます。
そのためガーゼ生地のものがオススメなのではないかと思います。
ガーゼ生地は
吸汗性もありますし
肌に触れた時の感触も柔らかく気持ちいい
という特徴があるため、睡眠の邪魔にもなりません。
またお子さんでも喘息やアレルギーを持っている子もいると思いますが、そういったお子さんにはラミネート生地がオススメです。
特に裏にだけラミネート加工をしてあるものが良いです。
ダニやほこりが通過していくのを防いでくれる
咳や息苦しさで起きてしまう回数を減らす
という効果が期待できます。
反対に枕の生地を選ぶ際にこれだけは避けた方が良いというものがあります。
それはポリエステルフリースです。
暖かいということで、冬などに子どもに使ってあげたくなる気持ちもわかりますが、ポリエステルフリースは静電気が発生しやすいため、ホコリがたまりやすい環境を作ってしまいます。
そのため喘息やアレルギーの子供はもちろん、そうでない子どもでもホコリっぽい枕で寝ることによって、鼻づまりを起こす可能性があります。
鼻づまりは風邪と勘違いしやすいので、なかなか枕の生地が原因だと気付けずにずっと使い続けてしまうことにもなりかねないので避けるようにしましょう。
特に喘息やアレルギーがなければポリエステルフリース以外の生地はお手入れを頻繁に行うようにすれば何でも大丈夫だと言えますが、やはり
オススメはガーゼ生地やラミネート生地です。
子供の枕の高さは?
子供の枕の適切な高さは、1cm前後のほとんどペタンコに近い枕で十分です。
大人でもそうですが、高すぎる枕を使って寝ると首が痛くなってしまいますよね。
それと同じで、子供には子供の適切な高さがあるのです。
普段使っている枕で
肩が敷布団に付かずに浮いてしまっていたり
下を向いたような体制で寝てしまっている
という場合は枕の高さを変えてあげる必要があります。
さらに高い枕を子供が使用し続けてしまうと
姿勢が悪くなり、将来猫背になってしまう
いびきがひどくなる
といった可能性もあります。
そのため子供には1cm前後の枕を使ってあげるようにしましょう。
1cmでは寝づらそうだという場合には枕の高さを調節できるものが売られていますので、肩が敷布団にしっかりと付き、下を向いたような体制になっていなければ、少し高くしてあげても大丈夫です。
また寝返りがしっかりスムーズに打てるかどうかというのも重要なポイントなので、寝返りもきちんと見て調節してあげてくださいね。
まとめ
普段何気なく使っていた枕ですが、意外と奥深くきちんと意味があります。
枕の選び方はぜひ参考にしてみてください。
子供用の枕も年々可愛い柄やオシャレな柄が発売されているので、ついつい買ってしまいたくなりますが、幼稚園に入学するまでは使う必要のないものとして言われているので、将来の楽しみにとっておきましょう。
また枕カバーは生地を買ってきて手作りするというお母さんも多いみたいなので、子供と一緒にカバー作りをするのも素敵ですね。