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お正月になると必ずと言っていいほど出てくる食材が数の子」ですよね。
おせち料理に入っていることも多いですし、食感も良いため人気の食べ物として知られています。

ただ数の子を食べる際には塩抜きをしなければいけません。
ここが少し面倒臭いところですよね。

みなさんはどのような方法で塩抜きをしていますか?
今回は簡単にできる数の子の塩抜きの方法と賞味期限や保存の仕方を詳しくお伝えしていきます。

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数の子はなぜ塩抜きが必要?

現代のスーパーなどで見かける数の子はほとんどのものが塩漬けされて売っていますよね。

しかしそのまま食べてしまうとかなり塩辛くなってしまいます。


これはこのまま食べて下さいね。

という意味で売られているのではなく


塩漬けが数の子の旨みを損なわないために行われている防腐効果の高い保存方法だからです。


この方法は冷蔵庫のない時代から受け継がれている保存方法で、塩漬けすることによって、塩の浸透圧で細胞内の水分が排出されて、細胞の活動を止めます。

そうすることで塩と相性の悪い微生物が死滅するため、塩漬けして売られています。


そのため売られているものをそのまま食べてしまうと辛すぎるので、食べる時に塩抜きする必要があります。


数の子は手間暇が、かかるので、おそらく頻繁に家庭に並ぶことはないと思います。
ただお正月は食べる家が非常に多いです。

そのため久しぶりのため、数の子の塩抜きの仕方忘れがちになってしますよね。


数の子の塩抜きの簡単な方法

数の子は美味しいですが、食べるまでには塩抜きをしなければなりません。

手間がかかるからこそ美味しさが詰まっているのですが、年末年始は何かと忙しいですよね。


そこで数の子の塩抜きを簡単にする方法をご紹介します。


簡単に塩抜きをしてしまうと味が落ちてしまうのでは?


と不安になるかもしれませんが、きちんと工程を守って塩抜きすれば、通常通りの美味しい数の子になるので安心してくださいね。


■ 数の子の塩抜きの方法

まず約40℃のお湯を用意し、そこに数の子を入れて浸します。
40℃のお湯1リットルに対し、塩は小さじ2杯程度が目安になりますので、お湯の量に合わせて塩も入れて下さい。

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このまま1時間程度浸しますが、この工程の間で薄皮をむいておきましょう。

1時間経ったら、真水に1〜2時間程度浸すだけで完成です。

この真水はぬるま湯でなくても大丈夫なので、1~2回は水をかえて下さい。途中で味見をして、塩加減を確認してもOKです。


通常の塩抜きは半日ほどかかると思いますが、この方法を使えばたった3時間で終わるので、他のお正月準備に余った時間を費やすことができますよね。

是非試してみてください。


数の子の賞味期限は?

数の子はお正月に自宅で作る場合もありますが、もらうこともありますよね。

自宅で準備していたものと頂き物を合わせると、すぐに食べ切れる量では無いこともあります。


数の子は状態によって、日持ちが異なってくるので気を付けましょう。


塩抜きをする前の段階ならば


2~3ヶ月位


は持ちます。


塩抜きをしてあるものであれば


1週間を目安


に食べ切った方が良いです。


そのため、数の子は塩抜きをしてあるものから順番に食べて、塩抜きをしていない数の子は食べる分だけその都度塩抜きした方が良さそうですね。


また塩抜きをしてさらに味付けをしてある数の子であれば、あまり日持ちしないため1週間よりも早く食べきってしまうことをおすすめします。

見た目に異常がなくても上記を目安に食べ切ってしまいましょう。


数の子の保存の仕方

たくさん数の子があり、食べ切れない場合は冷凍保存が可能です。

冷凍庫で保存できる期間はというと


2ヶ月程度が限度


になるので、2ヵ月を目安に食べ切るように計画を食べましょう。


外気に触れないようにラップやタッパーなどに入れて冷凍すると歯ごたえも解凍前と同じくらいあるので、外気に触れないように冷凍することが美味しく食べられるコツです。

解凍方法は冷蔵庫で解凍を行うようにしてくださいね


また解凍した数の子は1週間以内に食べ切ることをオススメします。

塩抜きしてある数の子は冷凍せずに、冷蔵庫で保存し早めに食べるようにしましょう。


まとめ

数の子はお正月の定番なので、お正月は口にする機会がありますよね。

手間がかかる食材でもありますが、数の子はニシンの卵で卵の数が多いことから、子孫繁栄の意味を持っています。

また良い事が数々起きるという意味もあるので、新年から縁起を担ぐためにも食べて下さいね。

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