最近ニュースでも話題になっている「ヒアリ」!
日本でも発見されてしまったので、他人事ではなくなってきてしまいました。
近づかないようにヒアリの特徴や普通のアリとの大きさ・羽・色などの違いなどをしっかりと理解して、自分や家族の身を守りましょう。
今回はヒアリの特徴について詳しくまとめてみました。
ヒアリとは?
ヒアリは別名「殺人アリ」と呼ばれ、普通のアリとは違い強い毒を持った危険なアリの事を言います。
ヒアリに刺されると通常であれば
1週間〜10日程
で完治しますが、何度も刺された経験がある人の場合は最悪死に至るケースもあり、アメリカなどでは既に死者が出ている恐ろしいものです。
ヒアリに刺されると痛いと感じるレベルではない程の激痛が走ります。
その後は
刺された箇所は赤く腫れ上がる
膿疱ができる
など
が特徴だと言われています。
それに加え、ヒアリは一度に何度も刺すので、刺された周辺が膿疱だらけになってしまい、かなり目立ちます。
恐ろしいことに繁殖能力も高いと言われていて、女王ヒアリはたった一日で卵を二千個も産みます。
このような理由から駆除作業を行っても、なかなか消滅しません。
5月には日本でもヒアリが目撃されていますし、日当たりの良い場所に巣を作るという特徴もあるので、公園や通学路などに巣を作り子供に被害が出る可能性も否定できません。
ヒアリは日本で発見されている?
ヒアリは日本で発見されているのかというと・・・
2017年5月26日に兵庫県で初めて日本でも発見されました!
その後も各地で次々とヒアリが発見され
神戸
大阪
愛知
東京
など
でも確認されています。
さらに作業員の男性がヒアリに刺されて病院で治療を受けたと言う情報も入ってきています。
中には女王アリも発見されていますので、日本にヒアリが定着してしまう可能性も高まってしまいました。
ヒアリが発見された詳しい場所などは以下の通りです。
6月18日 兵庫県神戸市
100匹程度のヒアリが確認されました。
6月30日 愛知県弥富市
7匹のヒアリが確認されました。
7月3日 大阪府大阪市
50匹のヒアリの死骸が確認され、中には女王アリの死骸もあったそうです。
7月7日 東京都品川区
100匹以上のヒアリが確認されました。
いずれも処分や駆除が行われていますが、各地で相次いでヒアリが確認されているので、やはり繁殖能力の高いという点でも注意が必要になります。
ヒアリの特徴とは?
ヒアリの特徴を覚えておくと、いざと言う時に役に立つと思いますので、お伝えしていきます。
まずヒアリの体長は
およそ2mm〜6mm程度の大きさ
です。
少しでも「このアリ大きいな!」と感じたら注意しておいた方が懸命です。
そして、色にも特徴があり、赤っぽい色であることが挙げられます。
さらに
背中にコブの様なものが二つある
というのも特徴として挙げられますが、近づかないと分からない大きさなので、そこまでは確認しなくても、大きくて赤っぽい色のアリであれば要注意です。
女王ヒアリには羽も生えていて飛ぶことが可能です。
この女王アリが一番危険なので、直接触れずに殺虫スプレーなどで駆除しましょう。
ヒアリと通常のアリの違いは?
ヒアリとアリには結構違いあります。
この違いを知れば、二つのアリの見分け方がわかると思います。
色については
アリ 黒
ヒアリ 赤っぽい色
これが一番違いとしてはわかりやすいかもしれません。
一目見ただけで分かる場合も多いと思います。
大きさに関しては通常のアリでも大きいアリもいますので、大きさだけでヒアリと決めつけるのは難しいかもしれませんね。
次にアリの巣についてですが
通常のアリの巣は・・・
地面を掘るような形で作られる
ヒアリの巣は・・・
盛り上がっており、とても大きい巣になります
例えるなら砂場で子供が山を作る時の様な形です。
この巣に遭遇したら、熱湯をかけるか環境事務局に通報してくださいね。
ただヒアリの巣はアリから見れば、相当こんもりしているとは思いますが、人間から見れば平のことも多いのでなかなか難しいですけどね。
まとめ
ヒアリはとても毒性が強いアリなので、絶対に触らないようにし、すぐに駆除するか通報して安全を確保しましょう。
通常のアリと比べるとヒアリは色や大きさが違うことが一目瞭然なので、それだけが救いかもしれませんね。
見分け方を頭に入れて、家族などにも伝えておくと安心です。
日本でも発見されているので、ヒアリのことについて、事前にいろいろと調べておきましょう。