魚の小さい骨が喉に刺さって、痛い思いをした経験が誰でも一度はあると思います。
魚の骨が喉に刺さると喉に違和感を感じたり、痛みを伴う場合もありますよね。
今回は魚の骨が喉に刺さった時の取り方やどういったケースの場合、病院へ行くべきなどを紹介していきます。
Contents
魚の骨が喉に刺さった時の取り方は?
日々生活している中で魚を食べない!
というのは難しいと思います。
ではどういった魚の骨が刺さりやすいのでしょうか?
魚の骨が刺さりやすい魚は
さんま
あじ
さば
鯛
ほっけ
うなぎ
鮭
たちうお
ぶり
かれい
など
上げればきりがありませんが、簡単にいうと小さくて細い骨はよくのどに刺さるようです。
意外なことにうなぎの骨も喉に刺さります。
小さい骨なので見つけにくく、見つけるのに難儀したり、その日は見つからなかったのに別の日に見たら見つかったら、ということもあるそうです。
ちなみに上記の魚の内、鯛などの骨は太いので、のどに刺さると出血することが多いので、注意が必要です。
刺さった魚の骨の取り方は以下のようなやり方がオススメです。
つばを飲み込む
魚の骨が刺さったら、まずはつばを飲み込んでみましょう!
喉に違和感があった瞬間からすることができますし、喉の手前で軽く刺さったものなら、抜ける可能性も十分あります。
うがいをする
通常のうがいとは違って、喉の奥を意識してうがいをします。
この方法はあくまで慎重にゆっくりやりましょう!
あまり勢いよくやると魚の骨が粘膜を傷付けてしまう場合があります。
箸やピンセットで抜く
鏡を見て、骨が見えれば自分や家族に抜いてもらうこともできます。
骨さえ見えていれば、一番確実な方法だと思います。
ただあくまで骨が目視できる場合に限ります。
懐中電灯やスマホのライトを使って、口の中を照らした上で行いましょう。
なんとなくこのあたりかなぁとやるのは絶対にやめましょう!
ごはんを丸呑みする
おそらく誰しも一度聞いたことがある魚の骨の取り方だと思います。
小さい骨だと取れることもありますが、大きい骨だと、よけい奥に刺さってしまう可能性もあるため、かえってのどの粘膜を傷つけてしまうことがあります。
放置しておくとどうなる?
人には自浄能力があるので、
放っておいても自然に骨が抜けることあります。
ただし、すべてそうであるとは限らず、数日経っても抜けないこともあります。
喉に刺さった魚の骨は放置しても溶けることはありません。
唾液は胃酸よりも弱いので、魚の骨が溶けることはないです。
魚の骨がのどに刺さって1~2日経過しても抜けない場合は病院で抜いてもらいましょう。
骨が刺さって放置していたら、数日後に骨が刺さったところが化膿して高熱が出た事例もあります。
病院で診てもらって、その時は骨が見つからなくても、翌日行った、または別の病院で診てもらったら、骨が見つかったということもあります。
いつまでも痛みが残る場合は病院で診てもらった方がいいでしょう。
刺さった骨を抜いたのに痛みが残ることがあります。
のどに骨が残っているか確かめるには
のどぼとけあたりをつまんで左右に動かす
痛い場合は骨が刺さったまま残っています。
病院には行くべき?
魚の骨が刺さって病院に行く人は少ないとは思いますが、こんな場合は病院で抜いてもらった方がいいでしょう。
自分で取れないまま1~2日経過した
出血が止まらない
痛みが強い、痛みがいつまでも続く
目で見えるものならピンセットで抜いてくれます。
なかなか見つかりにくい
のどの奥に刺さっている
骨が大きい
といった場合は麻酔や内視鏡を使うこともあるそうですが、事例としては珍しいようです。
骨が取れても、粘膜の表面に傷がついていると、のどに骨が刺さっているような違和感が残ることがあります。
そんな時は、のどぼとけあたりをを指でつまんで左右に動かしてみてください。
チクチクした痛みがあれば、のどに刺さった骨が残っています。
痛みが無ければ心配ないと思われます。
ちなみに病院は耳鼻咽喉科で抜いてくれます。
子供なら小児科でもいいでしょう。
まとめ
魚の骨が刺さってしまったというのは、誰もが一度は経験あると思いますが、実際にはそのまま自然と取れることも多いです。
ただ食後に違和感ある状態が続いている時はぜひ一度今回の魚の骨の取り方を試してみてください。
あまり負担がなく、自宅でそのままできる方法だけあげていますので。