お店で食べるバラパラチャーハンが炒め方や火加減などのコツを抑えれば、実は家庭でも簡単に作れます。
卵ご飯にしてから炒める、サラダ油の代わりにマヨネーズを使う、少な目の水加減で炊飯器で炊くなど家庭で簡単にできる、チャーハンをパラパラにする作り方をご紹介します。
チャーハンをパラパラにする簡単な作り方
チャーハンをパラパラに仕上げるには、いくつかコツがあります。
炒める前の準備
チャーハンをパラパラにするための方法で重要なのはご飯に残る水分をできるだけ少なくすること。
そのために用意する具材で重要なのは
水分が少ない具材を選ぶ
具の数は少なくする
具材は小さく切る
温かいご飯を使う
この4点が重要です。
具材は多くなるほど、大きくなるほど水分が多くなります。
一見ご飯は冷ご飯の方がいいのでは?
と思われがちですが、冷ご飯は最初にせっかく火にかけたフライパンの熱を冷ましてしまい、またご飯がフライパンにひっつく原因となるので、温かいご飯で作る方がいいようです。
ただ中華料理屋さんでは冷ご飯を鍋に入れても一気に熱を上げる火力があるので、冷ご飯を使っているお店もあるようです。
また炒める前に
卵をご飯に混ぜておく
というのもポイントです。
簡単にいうと卵ご飯にして炒めるという方法ですね。
卵を事前にご飯に混ぜておくとご飯に卵がコーディングされます。
これによって余計な水分をご飯が弾いてパラパラに仕上がります。
作った卵ご飯に塩・胡椒などを入れて下味を付けるのもアリです。
ご飯の炒め方
炒める時に冷たいフライパンにご飯をそのまま入れるのではなく、まずはフライパンを強火で熱します。
その後サラダ油を入れてさらに熱して、ご飯の投入です。
ご飯を入れたら強火でご飯手早く炒めることを意識します。
ちなみに中華料理屋さんではフライパンを激しく振っているイメージがありますが、家庭ではあそこまで降る必要ありません。
あれは中華料理屋の火力があってこそ。
家庭で作る時は軽く混ぜながら、降る位で十分です。
具材は炒めたご飯がほぐれてパラパラになってから加えます。
そしてここでもう一つポイントがあります。
しょう油などの液体調味料は直接ご飯にかけない!
炒めたご飯に直接液体調味料を加えると、せっかくパラパラになったご飯が水分を吸ってしまいます。
そのため鍋肌にかけて加えることが重要です。
これで完成です!
マヨネーズを使ってチャーハンをパラパラにする方法
チャーハンはサラダ油の代わりにマヨネーズを使って炒めてもパラパラの仕上がりになります。
マヨネーズを使うポイントは・・・
・大さじ1のマヨネーズを使う
少ないとご飯がパラパラになりませんし、多すぎるとマヨネーズの風味が出てしまいます。
・熱したフライパンにマヨネーズ入れて火にかける
・マヨネーズが熱で溶けたらご飯を入れて炒める
※あとは前の項で説明したチャーハンと同じ作り方です。
チャーハンにマヨネーズを使う利点としては
ご飯にマヨネーズがコーディングされる
これは卵と同じ要領ですね。
マヨネーズでご飯をコーティングすることによって、余計な水分を弾き、パラパラに仕上がります。
そして
マヨネーズを使っている分、コクが出る
これは味の面ですね。
さいごに
家庭でチャーハンをパラパラにする方法はこれらの方法以外にも存在すると思います。
ただ
卵かけご飯にする
マヨネーズを使う
これが一番簡単にチャーハンをパラパラにする作り方だと個人的には思います。
あとは重要なのは炒め方。
それはぜひこの記事を参考にして作ってみてくださいね。