梅雨の時期はジメジメしやすく、早く終わってほしい。
と思う人は多いと思います。
毎年6月頃から梅雨入りしますが、遅い年もあり早い年もあるので、その年によって様々です。
今回は2017年の梅雨の時期の予想をお伝えします。
関東・関西など地域によって梅雨の時期は違うため、それぞれ地域をまとめてみました。
梅雨入りと梅雨明けの時期の決め方
梅雨入りしたのに晴れていたり、梅雨明けしたのに雨が続くと
あれ?
本当に梅雨入り・梅雨明けしたの?
と感じることもあると思います。
ではそもそも梅雨入りと梅雨明けの時期の決め方はどのようにしているのでしょうか?
梅雨入りと梅雨明けの決め方は気象台のデータを元に
これまでの天候
1週間先までの天気予報
で梅雨入りと梅雨明けの速報値をまずは発表します。
また梅雨入りと梅雨明けには移り変わりの期間が存在し、その移り変わりの期間を5日間程度とり、その中日を梅雨入り・梅雨明けとするようです。
ただ実は正式な気象学的な基準はありません!
そのため発表する時は
◯◯地方が梅雨入りしたとみられる
というようにあえて曖昧にしています。
確かに梅雨入りしたのに晴れてる・・・
ってことよくありますよね。
そして梅雨入りと梅雨明けの発表には
速報値
確定値
の二つがあります。
速報値は・・・
テレビで見る梅雨入り・梅雨明けのニュースです。
確定値は・・・
梅雨の時期が終わった後、実際の天候を検討した上で梅雨入りと梅雨明けの日を確定します。
ちなみに梅雨入りと梅雨明けの時期を発表するのにはきちんと理由があります。
それは雨が続いてしまう時期は、雨による災害が起こりやすくなってしまうため、防災の一貫として発表しています。
全国の梅雨入りの時期の予想
2017年の全国の梅雨入りの時期の予想をまとめました。
自分の地域の予想を参考にしてみてくださいね。
■ 沖縄方面
5月7日~5月15日
日本で最初に梅雨入りするのが沖縄県です。他の地域と比べても分かるように、とても早くGW明け辺りから梅雨入りしそうですね。沖縄県では、一日中ずっと雨が振り続けることは少ないとされており、時折晴れ間が見える時間もあるそうなので、少し憂鬱な気分も晴れますね。
■ 九州南部
5月27日~6日2日
■ 九州北部
6月2日~6月5日
九州の梅雨の特徴は梅雨前線が強まる影響があることから、土砂降りの雨が多く見られると予想されています。
さらに長時間振り続けることも予想されているので、特に雨での災害には気をつけましょう。
■ 四国地方
6月2日~6月5日
四国地方は基本的に温暖であり、降水量もそこまで多くないのが特徴です。
雨が降るとジメッとしやすいので、快適に過ごす対策を練っておくとよいですね。
■ 近畿地方
6月3日~6日7日
近畿地方の普段の天気は安定的で、他の地域に比べると降水量も少ない方ではありますが、梅雨の時期の降水量は少なくはないと言われています。
また、局所的に降ることが特徴です。
■ 東海地方
6月3日~6月8日
東海地方の降水量は例年並みか、それよりも少しだけ少なめと言われています。
しかし多い年には全国平均の1.5倍にも上ると言われている地域なので、今年も同じくらいだろうと考えずに注意しておきましょう。
■ 関東地方
6月3日~6月8日
関東地方ではジメジメとした雨が長時間振り続けることが特徴です。
しかし大雨になる可能性は低いため災害については、さほど心配する必要はないので安心してくださいね。
■ 北陸地方
6月5日~6月15日
高温多湿な地域のため、降水量は多いことが予想されています。
普段でも晴れの日が少ないことから、年間降水日数も他の地域にくらべて多いことが分かっています。
■ 東北南部
6月10日~6月17日
■ 東北北部
6月11日~6月18日
東北地方ではジメジメと降り続く雨が特徴で、梅雨明けの明確な判断が難しいと言われているほど、真夏へ切り替わるタイミングも難しいようです。
しばらくはジメジメとした空気がありますが、土砂降りになることは少ないので降ったりやんだりを繰り返す天気になりそうです。
全国の梅雨明けの時期の予想
全国の梅雨が明けるのはいつごろなのかをまとめてみました。
季節が切り替わる時期でもあるので、参考にしてみてください。
■ 沖縄方面
6月15日
■ 九州南部
7月15日
■ 九州北部
6月18日
■ 四国地方
7月17日
■ 近畿地方
7月17日
■ 東海地方
7月22日
■ 関東地方
7月24日
■ 北陸地方
7月20日
■ 東北南部
7月28日
■ 東北北部
7月29日
まとめ
梅雨の時期はなんだか気分まで下がり気味になってしまいますが、雨の災害に注意しながら、快適に過ごせるように工夫して過ごしてみましょう。
また梅雨の時期はあくまでも予想であるため、参考程度にしてくださいね。