日本では正座をしなくてはいけない場面がたくさんありますよね。
しかし正座は長時間すると足がしびれてきて、立てなくなったり、転んでしまったりしますよね。
ただ正座は足がしびれない座り方をすることは可能です。
今回は正座で足がしびれない座り方をまとめてみました。
是非参考にしてみてください。
正座で足がしびれるのはなぜ?
正座で足がしびれてしまうのは圧迫されることが原因です。
正座をすることによって、膝から下の血管が上半身に圧迫され、血液の流れが悪くなってしまいます。
そのため抹消神経に必要とされている酸素の量が足りなくなってしまいます。
この酸素の量が足りない状態が続くと末梢神経の機能は徐々に低下していき、最終的には異常電流が流れ出して
足がしびれた!
と感じるようになります。
正座で足がしびれない座り方
正座をすると足がしびれてしまうので、嫌だなぁと思うかもしれません。
ただ正座をしなければならない場面って出てきますよね。
しかしその度に足がしびれる経験をすることは何とかしたいですよね。
そこで正座をしても足がしびれない座り方をご紹介します。
ポイント-①-
座る前に両足首を内側に向けます。
※円を作るようにします
その上にお尻が収まるようにして座ります。
ポイント-②-
足がしびれる原因は圧迫なので指先を座布団などの座る場所の端に寄せておきましょう。
そうすれば圧迫されることがなく楽に座ることができます。
ポイント-③-
そろそろしびれそうだと感じたら、片方の足に重心を移すということを交互に行うと血流が滞ることがなくなります。
ポイント-④-
正座をする前に膝の裏に厚めのタオルを当ててから座るようにすると圧迫される負担が軽減されるのでしびれにくくなると言われています。
タオルがなくてもハンカチを何枚か重ねたり、座布団よりも少し薄めのもので代用できるので試してみてください。
正座をしなければいけない状況になった時はぜひ試してみて下さい。
正座で足がしびれてしまったら?
座り方に気を付けていても正座をしている時間が長いと足がしびれてしまうことはあります。
一度しびれてしまうと普通に歩くのもしんどいことがあると思います。
ここではすぐにしびれを治す方法をご紹介します。
しびれを治す方法
方法①
足がしびれてしまったら、立ち上がるのではなく、まずは足の指だけを地面につけましょう。
かかとは立てた状態で体重を乗せると30秒位で治ります。
方法②
座った状態で足をまっすぐ延ばします。
その状態のまま足のつま先を手で持ち反らすと通常よりも早く足のしびれが改善されます。
これは足の裏から筋肉が緩まってくるため、血流も早くアップするのです。
まとめ
足がしびれるとしばらくの間は動けなくなってしまう場合もありますよね。
そのため今回ご紹介した方法で足がしびれない座り方をしたり、しびれてもすぐに治す方法を身に付けておけば、いざという時に役に立つと思います。
座布団やタオルなどを有効活用して、足がしびれるのを防止しましょう。
是非試してみてください。