若白髪は昔から抜いたり切ったりすると増えるとか遺伝だから仕方ない言われますね。
ただこれらに当てはまらない人も、もちろんいます。
若白髪はストレスや栄養不足、遺伝、病気、薬の副作用などが原因と考えられています。
では黒い髪が生えることと白髪が生えることはどんな違いがあるのでしょうか?
Contents
若白髪は10代でも生えてくる?
白髪は年配の方だけの悩みではありません。
若い10代でも白髪で悩んでいる人はいます。
たださすがに10代で若白髪の人は非常に少ないです。
そのため余計に悩んでしまいます。
10代の若白髪は白髪の程度によって原因が異なります。
全体に白髪が混じっている
一部に白髪が混じっている
この二つのパターンの内
髪の毛の全体に白髪が混じっている⇒遺伝
髪の毛の一部が白髪が混じっている⇒それ以外の理由
と言われています。
簡単にいうと白髪はメラニン不足が原因です。
メラニンは加齢で減少します。
30代後半になってできる白髪はメラニンが減少したことによるものです。
そして10~20代でできる白髪は何らかの原因でメラニンが減少したことによるものです。
ただこの
何らかの原因
が現代ではまだ解明されていないようです。
若白髪の原因は?
ではなぜ若白髪になるのか?
原因と考えられているものには信憑性があると考えられているものも多くありますが、実際にはいくつかの原因が重なり合って若白髪になっていることが多いようです。
白髪になる原因といわれているものは以下の通りです。
ストレス
ストレスが原因だと完全に解明されているわけではありませんが
突然白髪が増えた人を調べると
環境の変化
身近な人を亡くした
受験
など
大きなストレスがあったことが統計的に出ています。
そのためストレスが関係しているのではないかという説があります。
強いストレスを受けると血行が悪くなります。
血行が悪くなることで、さまざまな弊害があらわれます。
頭皮の血行不良
自律神経のバランスの乱れ
その他にもストレス以外に生活が不規則だったり、睡眠不足でも自律神経のバランスが乱れます。
自律神経のバランスが乱れると、新陳代謝や血行が悪くなり、頭皮にうまく栄養が行きわたらなくなります。
栄養不足
食事制限など無理なダイエットをしたまたは偏食で栄養素が不足している。
などで健康な髪が生えるための栄養が不足すると
白髪
脱毛
切れ毛
生えるのが遅い
といったことが起こります。
髪はたんぱく質でできています。
たんぱく質やビタミン、コラーゲンなどの栄養をしっかり摂ることが大切です。
遺伝
統計上、両親のどちらか、または二人ともが若白髪だと遺伝の可能性が高いと考えらています。
ただし親が若白髪だから子供もそうなるというわけではありません。
親子は食生活や生活習慣がよく似ること
白髪が生えやすい体質を受け継いだため
これが理由ではないかと考えられています。
若白髪の原因が病気の可能性は?
白髪が急に増えたことに加え、体の不調がある場合は、自己免疫疾患などの病気が隠れている可能性があります。
甲状腺疾患
甲状腺ホルモンの分泌が低下する病気です。
白髪、髪が抜けやすい、顔の腫れ、体重増加、倦怠感、気分の落ち込みなどの症状があらわれます。
貧血
ビタミンB12はメラノサイトを活発にするはたらきがあります。
悪性貧血になるとビタミンB12を吸収する因子が胃になくなり、ビタミンB12を吸収できなくなるため白髪が生えやすくなります。
白斑
髪や肌に色素が定着しにくくなる病気でチロシナーゼの減少やメラノサイトの異常と考えられています。
年齢に関係なく発症します。
後天性の白斑は、化粧品などに含まれる成分が原因になることがあります。
慢性胃腸性疾患
栄養素の吸収がうまくいかなくなり、体内で栄養が不足するために起こります。
薬の副作用
抗がん剤、抗ウイルス剤、抗うつ剤、鎮痛剤など
白髪が薬の副作用によるものであれば、薬の服用をやめれば元に戻ります。
急に白髪が増えた場合は医師・薬剤師に相談してください。
白髪は切ったり抜くと増える?
白髪は切ったり抜いたりすると増えるといわれています。
誰しも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
ただこれらは迷信です!
白髪に関する迷信や噂にはほとんど根拠がありません。
白髪の原因については医学的にはっきり解明されていません。
ただ10代の人は白髪をそのままというわけにはいきませんよね。
では若白髪は
切るのと抜くのではどちらがいいのでしょうか?
この二択では切る方がいいと思います。
白髪を抜くと頭皮にダメージが残ります。
頭皮のダメージは毛そのものが生えてこなくなったり、白髪とは別に頭皮のトラブルを抱えることにつながってしまいます。
そのため頭皮のトラブルを避けるために、白髪は根本に近い所から切るのがベストです。
まとめ
10~20代で若白髪になる原因は医学的にはっきりと解明されていないのが実情です。
髪の毛の細胞は、そのほとんどが亜鉛でできています。
亜鉛が不足すると髪の毛の細胞の分裂や再生がうまくいかなくなり、健康な髪が生えにくくなります。
ビタミンB群やビタミンC、亜鉛はストレスで消費されやすいビタミンやミネラルです。
加工食品ばかり食べることも栄養素の不足を招きます。
最近白髪が増えてきたという人は食生活を見直してみるといいかもしれません。