紫外線は晴れの日よりも曇の日の方が強い。
と言うことを聞いたことはありませんか?
見た目は太陽が照りつける日の方が強そうな感じはしますが、なぜ曇の日の方が強いと言われているのでしょうか?
今回は紫外線について詳しく調べてまとめてみました。
紫外線を予防している人の為に紫外線に要注意しなければならない日などもお伝えしていきます。
Contents
晴れよりも曇りの日の方が紫外線が強いと言われているのはなぜ?
晴れの日はもちろん紫外線が強いのですが、なぜ曇の日も強いと言われるようになったのでしょうか?
まず曇の日というのは一括りにしていますが
薄曇りの日
曇の日
雨の日
雨が降りそうな日
など
のこと全般を指します。
それらの天候時の紫外線の強さを数値にするとしたら
晴れの日の紫外線が100%
薄曇りの日は90%
曇の日は60%
雨が降りそうな日や雨の日は30%
位だと言われています。
曇の日の方が強いと言われているのは実は間違っています!
晴れの日が一番紫外線が強いです!
ただ上記の中の薄曇りの日の90%に注目してみてください。
ほとんど晴れの日と変わらないくらい紫外線が強いことが分かります。
特に雲の間から太陽がでている日は雲からの散乱光加わって
晴れの日よりも紫外線が強くなることもある
そうなんです。
このことから曇の日の方が紫外線が強い!
と言うように言われるようになったのではないのかなと思います。
紫外線が強い要注意な日は?
紫外線が強い天気はお分かり頂けたかとおもいますが、時期でも紫外線の強さは違ってきます。
夏だけじゃないの!?
と驚くかもしれませんが、紫外線は一年中あります。
ただ11月〜3月にかけては紫外線が一番弱い時期なので、夏ほど対策は必要ないのかなと思います。
その一方一番紫外線が強いのは5月!
5月はオゾン層での吸収がほとんどないと言われているUV-A波の紫外線が真夏と変わらないほど強いのだそう。
5月はまだまだ涼しい日もあり、油断しがちですが、注意が必要になります。
その中でも特に晴れの日や薄曇りの日はしっかりと紫外線対策をして出かけましょう。
紫外線の種類は?
普段紫外線と一括りに言っていますが、紫外線と言うものは大きく分けて3種類もあります。
それぞれ特徴などが違うため順番にご紹介していきます。
UV-A
私たちが日常で浴びている90%はこのUV-Aと言う紫外線です。
紫外線の中では一番害のないものなのですが、1年中降り注いでいます。
波長が長いので天候にも関係なく降り注いでいるものなのです。
紫外線の中では一番害のないものとお伝えしましたが、浴び続けることによって、シワやたるみの原因になったり肌に影響は出てくるので注意してください。
UV-B
次にUV-Bと言う紫外線ですが、この紫外線はオゾン層によって吸収されているため、基本的に地表には届くことはありませんでした。
しかし近年でオゾン層の破壊が進みましたよね。
そのオゾン層の破壊の影響によって、地表にも少しではありますが届いていることが分かってきました。
わずかではありますが有害性はUV-Aの100~1000倍強いと言われており、危険なものです。
浴び続けるとUV-Aでおこる肌トラブルに加えて、皮膚がんや免疫力の低下、白内障などの病気にまで発展することのある恐ろしい紫外線です。
特に暑い真夏はこのUV-Bに注意してしっかり対策をしておきましょう。
UV-C
紫外線の中で一番危険なものがこのUV-Cと呼ばれる紫外線になります。
今現在の時点ではUV-Bのようにオゾン層に吸収されているため、地表には届いていない状態ですが、オゾン層の破壊によって高い山などではUV-Cが確認されるようになりました。
ということは、今後私たちの住む場所にも届いてしまう危険性はあります。
今の段階でははっきりとした影響は分からないそうです。
しかしUV-Bよりも皮膚がんになる可能性が高くなったり、人を脅かす存在になることは間違いないと言われているほど危険な紫外線だと言われているのです。
まとめ
紫外線が晴れの日よりも曇の日の方が強いと言うのは間違いでしたが、薄曇りの日には晴れの日と同じくらいの紫外線がああります。
また曇の日や雨の日でも晴れの日程ではありませんが紫外線が出ていますので、しっかり紫外線対策をして出かけることが大切ですね。