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寒い季節になるとかかってしまう人の多いマイコプラズマ肺炎。
マイコプラズマ肺炎にかかると他の人にもうつってしまうことがあるので、学校や会社を休まなければならなくなります。

出席停止とお医者さんから指示を出されることがほとんどなのですが、その期間は一体どれくらいなのでしょうか?
また学校や会社によって出席停止の期間は違うのかを調査しました。

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マイコプラズマ肺炎の出席停止の期間は?

マイコプラズマ肺炎は他の人にうつる病気です。

うつる原因は


マイコプラズマ肺炎の症状の咳がほどんです!


そのため、お医者さんから学校や会社に行っても良いと許可が下りなければ行くことができません。

本人は元気なのに許可が下りなかったり、咳だけが長引いてしまうこともあるので、自己判断で学校や会社に行くのはやめた方が良さそうです。


また幼稚園や保育園と小学校、中学校、高校によって出席停止の期間はどのくらいなのかをそれぞれご紹介します。

幼稚園 保育園

マイコプラズマ肺炎の感染期間は


潜伏期間の1~3週間
発症後の1~2週間



と言われています。


症状としては咳やくしゃみと微熱や高熱が出るのですが、症状が軽い子もいれば、入院になってしまうくらい症状が重い子もいます。


そのため、必ずこの期間になったら通園しても良いとは言えませんが、目安としては症状が治まり


発症後2週間が経過するまでが出席停止期間


とされているようです。


医師から許可が下りるまでというのが一般的ですが、目安としてだいたいこのくらいと覚えておいてください。

また医師から許可が出ても咳をしていたり、本人が幼稚園や保育園に行くまで回復していない場合は様子を見ながら休ませてあげることが大切です。


小学校

小学校のお子さんがマイコプラズマ肺炎にかかってしまった場合もやはり


1~2週間の出席停止


を医師から言い渡されるようです。

しかし個人差がある病気なので


早い子だと4日間
遅い子だと2週間


出席停止を言われて、2週間かかってしまう子もいるようです。


また症状が重く入院となれば、退院してから1週間は休ませてあげるように指示されることが多いようです。

症状には個人差がありますが、やはり感染力の高い病気なので、マイコプラズマ肺炎が原因で学級閉鎖や学年閉鎖にもなりかねないため、医師と相談しながら、焦らず自宅でゆっくりと看病してあげて下さい。


中学校

中学校も同じく、医師の許可が下りるまでは登校しないように言われています。

個人差がありますが、中学校にもなれば本人が学校に行ける体力があるかどうかを自分で判断できますので、医師から許可が下りて本人が行けると言えば、登校させてあげても大丈夫です。


ただやはり


1~2週間は出席停止


と言われることがほとんどなので、その期間は自宅でしっかりと休めるようにしてあげて下さい。


冬場に感染する確率が高いため、中学生は受験のシーズンでもありますよね。

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出席日数が進学に響くのではないかと心配して、無理に行こうとするお子さんも出てくると言われていますが


「出席停止」は「欠席」とは別のものです。


出席停止は法律で必ず休まなければならないと定められています。


学校が欠席扱いになることはありません!


そのため、そのような心配をしていたら、安心させてあげるようにしてくださいね。


高校

高校も出席停止と判断されれば、休まなければいけません。

個人差はありますが


約5日から2週間程度


の出席停止を言い渡されることが多いです。


高校でも中学同様欠席扱いにはなりませんので、医師の許可が下りるまでは登校しないようにしましょう。

また高校生に多いのが自己判断をしてしまうことです。


高校生になれば、1人で病院に行く人も増えてくるかと思いますが、高熱と咳の症状は風邪でも良くあることだと思い込んでしまい、なかなか病院に行かない人が増えています。


そのため結果的にマイコプラズマ肺炎を長引かせてしまい、出席停止の期間が伸びてしまうこともあるので、特に冬場は熱や咳の症状が出たらすぐに病院に行くことをオススメします。


大人が発症したら会社は?

マイコプラズマ肺炎は子供にかかりやすい病気と言われているのですが


大人の人でも感染します!


子供に多いからと言って油断していると感染してしまうことがあるので注意が必要ですね。

また子供よりも症状が重くなってしまう人がいるので、会社を休まなければならない人も出てきます。


子供の場合は医師から出席停止を言い渡され、自宅で1〜2週間安静の指示が出されますが


大人は法律で出勤停止が定められてはいません!


そのため自分の意思で出勤することもできます。

しかしマイコプラズマ肺炎は感染する病気なので、他の人に感染しないようにマスクをして出勤するなどの工夫が必要になります。

ただ・・・無理して出勤してしまうと症状がぶり返したり、回りにうつしたりと迷惑をかけてしまうこともあるので、できればお休みを取って自宅で安静にすることが大切ですね。


診断書は必ず必要?

マイコプラズマ肺炎で休む時は必ず学校や会社に診断書を持っていく必要があると思われがちですが


全ての学校や会社で診断書が必要とは限らないようです!


ただ診断書は念のためにももらっておいた方が良さそうです。


きちんと検査を受けていれば、診断書は発行してもらえますが、検査結果が出るまでに時間がかかることもあり、診断書の発行にも日数がかかる場合があります。

そのため初めから診断書が必要だと判断した場合には、あらかじめ医師に診断書が欲しいということを伝えておくとスムーズに診断書を発行してもらえますので、そのようにしてみてください。


しかし検査方法によっては診断書の発行に日数がかかることもありますので、検査方法にも注意しておくと良いと思いますよ。


まとめ

マイコプラズマ肺炎は子供にかかりやすい病気ですが、中には大人の人もかかってしまうことがあるので、注意が必要です。

子供の場合は出席停止になりますが、やはり数週間・ある程度の日数を休んでしまうと授業に遅れて付いていけないこともあると思うので、感染しないように日頃から手洗いうがいを徹底したり、人混みの多い所ではマスクをするなどの工夫をしましょう。

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