インフルエンザの予防接種をした後には安静にしておいた方が良いというイメージがある人が多いと思いますが、一体どこまでがOKの範囲なのか分からないですよね。
そこで今回はインフルエンザの予防接種を受けた後にしてはいけないことや注意事項などを詳しくお伝えしていきます。
インフルエンザの予防接種を受ける予定がある人は、是非参考にしてみてください。
Contents
インフルエンザ予防接種後の注意事項
インフルエンザの予防接種を受けた際に基本的な注意事項がいくつか存在します。
その注意事項をまとめてみました。
■ インフルエンザ予防接種後の副作用
インフルエンザ予防接種後の副反応が出る可能性が高いのは、接種後30分間の間のようです。
そのためその時間を注意し、また念のため1日(24時間)は注意しておきましょう。
■ インフルエンザ予防接種後の入浴
予防接種後は入浴しても問題ありません。
ただ最低1時間ほど時間をみて、また擦ったり洗うことは避けるようにしましょう。
■ 運動や飲酒
過度な運動や大量の飲酒をすることによって、体調が変化することがあるため、接種から24時間は控えるようにしましょう。
■ 高熱や痙攣
高熱や痙攣などの症状が出た場合は、自宅で様子を見ずにすぐにかかりつけ医者に相談しましょう。
これらが基本的に気を付けたい注意事項をまとめたものです。
以下では上記の注意事項の内容をいくつかピックアップしてみていきたいと思います
インフルエンザ予防接種後に飲酒は?
毎日お酒を呑むことが日課となっている人にとってはインフルエンザの予防接種後も普段と同じように飲酒をしても良いのか気になりますよね。
予防接種後の飲酒は絶対にダメとは言われていませんが
飲酒はなるべく避けたほうが良さそうです!
医師からは飲酒については質問しない限り言われないこともあるので、大丈夫だと思い込んでしまい、普段通りにたくさん飲んでしまう人がいます。
お酒をたくさん飲むと肝臓に負担がかかり免疫力が低下し、せっかく受けたインフルエンザの予防接種も逆効果となってしまいます。
飲酒をするにしても控えめに飲むようにしましょう。
今ではノンアルコールのものも売られているので、その日だけでもノンアルコールで乗り切れると良いですよね。
次の日からは普段通り飲酒しても大丈夫なので、1日だけの我慢だと思い頑張りましょう。
インフルエンザ予防接種後にお風呂は?
インフルエンザの予防接種をした後の
入浴は問題ありません!
ただ接種後に発熱や発疹などの副作用が出た場合には病院に行かない場合は入浴やお風呂は避けるようにしておきましょう。
また接種した部分にお湯や石鹸が付くことによって、雑菌が入りやすくなります。
中には痛みや刺激を感じる人もいるので、予防接種を行った当日は接種部分を避けてお風呂に入らなければなりません。
予防接種のことを忘れて思いっきり普段通りこすってしまった。
という話もよく聞きますので、不安な方は1日入浴を我慢するか予防接種の前に入浴してから行くようにしましょう。
お風呂に入ること自体は接種後1時間位、空ければ入っても問題ないですが、接種部分に注意しながら入るということになります。
また接種当日に温泉や銭湯などに行くと細菌が入りやすくなるので辞めておきましょう。
入るなら自宅の綺麗なお湯で入って下さいね。
インフルエンザ予防接種後に運動は?
予防接種を受けた日は激しい運動はやめるように医師からも伝えられると思いますが
軽めの運動であれば問題ありません!
ただ激しい運動については注意しましょう!
なぜ予防接種後に激しい運動をしてはいけないのかと言うとインフルエンザの副作用は24時間以内にでることが多いため、24時間以内に激しい運動をしてしまうと運動したことによって疲労がたまります。
疲労することによって
予防接種の効果を薄れてしまったり
予防接種の効果を打ち消してしまったり
ということがあるそうです。
普段から運動をしている人は疲れなていないと思い込みがちですが、激しい運動は自分の想像以上に疲れが溜まるので接種後24時間は控えるようにした方が良さそうです。
必ずしも全員が副作用が出たり、運動後に体調がおかしくなることはありませんが、万が一のためにも予防接種を受けた日は自宅で安静にしていることをオススメします。
インフルエンザ予防接種後にその他にNGなことは?
飲酒やお風呂、運動の他にも気を付けなければならないことがあります。
良く病院で予防接種を受けたあとに30分は病院で様子を見てください。
と言われると思いますが、これはインフルエンザの予防接種にも言えることです。
予防接種を打ってから最初の30分は副作用が出る人が最も多いです。
(もちろん副作用自体が出ない人の方が多いです)
何かあった時にすぐに診てもらえるように病院の待合室か病院の近くで安静にしていることが大切です。
そして30分何も無かったからと言って油断をするのは禁物です。
接種後30分は副作用の出る可能性が高いと言われているだけで、30分経てば100%大丈夫というわけではありません。
最低でも24時間は安静に過ごすようにしましょう。
また気になる副作用が出てきたらすぐに病院に電話をして、症状を伝えることも忘れずに行って下さい。
予防接種を受ける際に自宅で様子をみても大丈夫な副作用の説明があると思います。
その副作用以外の症状が見られた場合は自己判断せずにまずは病院で確認を取るのが一番です。
まとめ
インフルエンザの予防接種後にも気を付けたいいことがいろいろあります。
予防接種を受けた日はなるべく自宅で安静に過ごし、少しでも副作用の出る可能性を低くすることが大切です。
また飲酒については前日も控えめにしておくと尚良いので、控えれるように飲み会などの計画を立てると良いですね。
インフルエンザの予防接種だけでなく、全ての予防接種に言えることなのですが、やはり医師の説明をよく聞くことが一番大切です。
しっかり話を聞いて注意事項を確認するようにしましょう。