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日本人の主食で、なぜか毎日食べても飽きることのないお米。
特に新米の季節になると炊きたてのご飯が恋しくなりますよね。

ご飯は米の水の量・洗う回数・研ぎ方などを間違えると不味いとまではいかないまでも味が落ちてしまいます。

お米の炊き方について、基本的なことは覚えておきましょう!
今回はご飯のおいしい炊き方について紹介していきたいと思います。

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米の水は水道水とミネラルウォータでおいしさは違う?

みなさんお米を炊く時の水は何を使っていますか?


水道水?
ミネラルウォーター?



水道水とミネラルウォーターでは、どちらがお米がおいしく炊けるのか?
と聞くと間違いなく、ミネラルウォーターと答えると思います。

ただ実際には水道水を使っている人が多いと思います。


お米を炊くのに水道水は使うのは、あまり良くないのでしょうか?


結論を言ってしまうと


おいしいご飯を炊くのにどこまでこだわるか


によります。


お米は乾燥した状態で販売されています。
乾燥されているということはもちろん水分を非常に吸いやすいわけです。

特に研ぐとき最初にお米へ投入するお水は吸収されやすいわけです。


ティッシュを想像していただけるとわかりやすいかと思います。
ティッシュに水をたらすと勢いよく吸収していきますが、それを二度、三度と繰り返すと吸収せずにぽたぽた垂れていきますね。


お米も同じで、初めにつける水道水にすると米は水道水を吸収してしまいます。

水道水には殺菌のために塩素が添加されています。

そのため水道水には独特のカルキ臭がします。
幼い頃に入ったプールのにおいを思い浮かべていただければ、わかりやすいと思います。


もしもホカホカに炊きあがったお米からあのにおいがしたら・・・


とも思いますが、実際には水道水のカルキ臭も微々たるモノです。

そのためお米からカルキ臭がするということは、まずありません!


料理では素材にこだわる!
というような強いこだわりがある方はミネラルウォータで炊くことをおすすめしますが、水道水でも味が変化するということはありません。


ミネラルウォーターにするとお金もかかりますしね。

もし水道水が気になる方は研ぐときの最初だけミネラルウォータを使用する、など部分的に利用してみてはいかがでしょうか?


お米を研ぐ時に出たとぎ汁は効果的に使いましょう!
使い方に関してはこちらの記事で紹介しています。

⇒米のとぎ汁の効果的な使い道!洗顔や掃除など活用方法を紹介

米の研ぎ方は?

おいしいご飯を炊き方の一つのポイントにお米の研ぎ方があります。

初めからごしごしと研いでしまってはいけません。
お米に水を投入したら、初めはさっとすすぎ洗いでOK!


二回目からは、水をしっかりとためてお水の中で研ぎます。

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研ぐときには


ハンドボール程度の大きさのボールをつかむような手の形で、あくまでやさしくお米をぐるぐるかき混ぜる程度の力にしましょう。


「あれ?お母さんはリズミカルにゴシゴシ研いでたのに。」

と思う方もいるかもしれません。
ただ最近のお米は精米技術が発達しているので、ゴシゴシ研ぐ必要はありません。


お米の研ぎ終わりの目安は洗う水にうっすらとお米が透けて見える程度。

完全な透明になるまで研いでしまうと、お米のおいしさや栄養分まで流してしまうことになります。

しかしこれは新米の話。

古米の場合は別です。
古米は表面が劣化しているので、気持ち強めの力で研ぐと良いです。


またお米を研ぐときには炊飯器の内釜を使ってはいけないのか迷う方いるかもしれませんが、内釜を使っても大丈夫です。
手間が省けて効率よくお米を研ぐことができますね。

米を炊くときの水の量

お米を研いだらいよいよ炊飯です。
このときおいしく炊くためには水の量にも注意が必要です。

たいていの内釜にはお米の量に対する目安となる水量を示すラインがついています。
基本的にはそのラインに合わせて水をためて炊けば大丈夫です。


しかしそれもあくまで目安。
お米によって水の量を変えることでおいしくご飯をいただくことができます。


たとえば新米を炊くときには水の量をやや控えめすると良いです。
若いお米は元から水分を含んでいるので、内釜のラインに合わせて水を使うと水分を吸いすぎてしまう可能性があります。


もしも内釜にラインが入っていないというときには、何合研いだかを目安にしましょう。


一合のお米に対して水200ml


が適切な水の量となります。
困ったときには計算して水を入れましょう。


水の量は自分好みにいろいろ調整することで、昔食べていたお母さんの味に近づけるかもしれませんよ。

炊飯器でご飯を炊くときの注意点

炊飯器のご飯の炊き方で注意するのは


すぐにふたをあけて・・・ということはNG!


ご飯の良い香りに誘われて、ついついふたをあけたくなってしまう気持ちもわかりますが


炊きあがったらそのまま15分〜20分蒸らしておきましょう。
余熱でふっくらしっとり仕上がります。


蒸らした後、今度はしゃもじを使って、炊きあがったご飯を底からすくいあげるようにして全体をしっかりと混ぜます。
空気を含ませることによって、よりふっくらとおいしいご飯ができあがりますよ。

さいごに

今回はご飯のおいしい炊き方について紹介しました。
お米は毎日食べる人も多いので、おいしい炊き方をマスターして、自分の好みに仕上げていきましょう!


お米の

水の量
洗う回数
など

の研ぎ方をきちんと覚えるとご飯がもっとおいしくなりますよ。


今回は炊飯器で炊く方法を紹介していますが、土鍋でご飯を炊く方法についてはこちらの記事で解説しています。

⇒土鍋でご飯を炊く方法!水の量や時間などを紹介

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