保管しておいたお米に虫がわいてしまうという経験はありませんか?
虫がわく原因が分からずに何も対策ができないという人も多いと思います。
今回はお米にわく虫について詳しくまとめてみました。
原因や予防法をしっかり伝えますので参考にしてみてください。
Contents
お米に虫がわく原因は?
お米を保管してあるストッカーや袋はきちんと蓋を閉めてあるにも関わらず、虫がわいてきてしまうといったことって誰しも一度は経験があると思います。
どこから虫がわいてくるのかというと大きく分けて2つ原因はあります。
順番に紹介していきます。
元々お米の中に虫がいる
お米にわいてしまう虫はコクゾウムシという虫です。
このコクゾウムシは米粒の中で産卵を繰り返すのが特徴です。
お米を食べながら成長していくので、米粒の外に出るようになると他の米粒も食べるようになります。
元から産み付けられている場合もあるので注意が必要です。
コクゾウムシは卵から成虫になるまでに一ヶ月近くかかり、15℃以下になると繁殖や発育ができなくなることが特徴です。
反対に20℃以上の場所では活発に動きますし、繁殖も行われます。
保管中に侵入する
元からではなく、自宅で保管している最中にお米に侵入してくるケースで多いのが、メイガ類という芋虫のような見た目をした白色の幼虫です。
メイガ類はお米のヌカ層などに卵を産み付け、お米だけではなくインスタントラーメンなどにも姿を現すこともあります。
かじる力が強い為、袋をしっかり閉じてお米を保管していても、かみちぎって侵入することができます。
25℃を超えると活発に活動し始めるので、夏場は特に注意が必要です。
虫がわいても駆除すれば食べられるの?
口に入れるお米に虫がいると考えただけで捨てることを考えてしまいそうですが、お米にいる虫は毒があるわけでもなく、噛まれたりする心配もないため、基本的には食べることができます。
お米を洗う際に虫に食べられたお米はスカスカの状態なので、水から浮いてくるという特徴もあります。
お米を洗う際に浮いてきたお米は捨てるなどの対処を取れば、食べることはできます。
ちょっと嫌な気分になりますけどね笑
お米に虫がわくのを防ぐ方法
虫がわいてお米は食べられることは分かっていてもやっぱり気持ち的に食べる気が起きないという人もいますよね。
誰でもできれば虫のわいていないお米を食べたいですよね。
そこでお米に虫がわくのを防ぐ方法をいくつか紹介します。
虫がわく前に対策をしておきましょう!
密閉容器に入れる
外から侵入してくるメイガ類はプラスチックの容器を噛みちぎることはまずありません。
そのため袋ではなく密閉容器に入れて保存するようにしましょう。
そうすることによって虫の侵入を防ぐことが可能です。
お米をペットボトルなどに入れるのがいいと思います。
保存温度に気を付ける
お米を食べる虫は20℃以上あれば活発に活動してしまいます。
そのためなるべく温度が低い場所で保管するようにしましょう。
湿度にも気を付けるとより虫を防げます。
お米はこまめに購入する
お米をまとめ買いする人は多いと思いますが、コウゾウムシが成虫になるまでには一ヶ月あります。
そのため一ヶ月食べられる分だけを購入し、繁殖を防ぎましょう。
清潔な米びつに保存する
米びつに米ぬかなどの汚れがあることはメイガ類にとって最高の場所となります。
そのため米びつを常に清潔な場所に保つことが大切です。
こまめに掃除をして綺麗にしておきましょう。
まとめ
お米に虫がわかないように予防するには、事前にできる対策
密閉容器に入れる
保存温度に気を付ける
お米はこまめに購入する
これらをしっかり行うことが大切です。
100%虫がわかないようにすることは難しいですが、これだけでもある程度は防止できるはず!
あまり考えずにそのまま置いている人はできることからやってみましょう!
そうすれば清潔なお米を食べられるようになりますよ♪