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毎年春からやってくる花粉ですが、花粉症の人にとっては辛い時期ですよね。
中には何種類もの花粉で花粉症になってしまう人もいるので、春から秋までずっと悩まされている人もいるのではないでしょうか?

今回は花粉症対策として打つ注射についてお伝えします。

花粉症対策となる注射にはどのような種類のものがあり、どのような効果が表れるのかをご紹介しますね。
また打つ時期や副作用についてもまとめましたので、是非参考にしてみてください。

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花粉症対策の注射の種類と効果は?

花粉症対策として、注射を打つという方法があります。
花粉症対策としてうつ注射には大きくわけて3種類の注射があり、それぞれ効果も異なってきますので順番に一つずつご紹介していきます。

ステロイド注射

ステロイド注射は


花粉のアレルゲン全般に効果がある


と言われているので、1回注射を打つだけでかなり高い確率で症状を抑える効果を期待することができます。

注射の効果が持続する期間は


1ヶ月~3ヶ月程度


と言われているので、効果が持続するという面でも長いので、花粉症の症状が重い人はステロイド注射を打つことが多いです。


ヒスタミン注射

ヒスタミン注射はステロイド注射同様花粉のアレルゲン全般に効果があるとされているのですが、ステロイドよりは花粉症を抑える効果が弱いです。

そして効果の持続期間がステロイド注射は1回で最大3ヵ月持つと言われていましたが


ヒスタミン注射は頻繁に行わなければ効果が続かない


と言われています。


週に1~2回の注射を1~2ヶ月程度


打つことになるので、合計で6回から10回は病院に通い注射を打たなければなりません。

アレルゲン注射

最後にアレルゲン注射は


花粉症の完治を目的とした注射


になります。


他の注射は花粉症を抑えることが目的であるため、毎年時期になれば病院に行く必要がありますが、アレルゲン注射は花粉症そのものを完治させようという考えで打たれているのです。

しかしアレルゲン注射は打てばすぐに効果が表れるという訳ではなく、完治するのに


およそ2~3年かかる


と言われています。


最初の半年間は1週間に一度のペースで通って注射を打ちに行き、その後は1ヶ月に一度のペースで通うことになるので、道のりは遠いですが、完治させることができる注射です。


ただ一度に注射してしまうと副作用がとても重いため、アレルギーの原因となる物質を少しづつ打っていきます。

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そして時間をかけて徐々に量を増やしていくという方法なので合計で36回~48回程打つことになります。


花粉症の注射を打つ時期は?

花粉症の注射を打つ時期は効果が出るまでのことも考えて、症状が出始める


2週間前


がベストだと言われています。


しかしその年によって天候もさまざまですし、いきなり暖かくなって早めに花粉が飛び始めると言うこともありえますので、12月のうちに注射を打って花粉症対策をしておくことがオススメです。

人によって、花粉症の原因となる花粉の種類が異なるので個人差はもちろんありますが、効果の持続期間も含めて早めに打っておくと安心でしょう。


ちなみに料金は、注射の種類によっても多少の差がありますが、だいたい1回500円~1000円で打つことができるものもありますので、毎年花粉症に悩んでいる人は検討してみてはいかがでしょうか。


花粉症の注射の副作用とは?

ほとんどの注射には副作用がでる可能性があると言われています。
予防接種をした後に15分程度様子を見てください。

などと言われるかと思いますが、これも副作用が起きる可能性があるので気を付けて様子をみて下さい。
という意味です。


副作用は注射によって、症状や重さが異なります。
花粉症の注射にはどのような副作用があるのか、先程の3種類の注射の副作用を一つずつご紹介していきます。
参考にしてみてください。

ステロイド注射

ステロイド注射は花粉のアレルゲン全般に効果があり、持続期間も長いとお伝えしましたが、効果が強い反面副作用もそれだけ強く出てしまう可能性が高いです。


症状としては


免疫力低下
ホルモン異常
血糖値の上昇
全身のだるさ
皮膚障害
胃潰瘍
肝機能障害



などです。


効果が強いため、打ってほしい人が多いと思いますが、上記のようにさまざまな強い副作用があるため、現在日本アレルギー学会や日本耳鼻科学会はこの注射をすすめてはいません。

ヒスタミン注射

ヒスタミン注射による副作用は


蕁麻疹
眠気
頭痛
発熱
アレルギー症状



などです。


副作用を上げましたが、ヒスタミン注射はステロイド注射に比べて効果が弱く、また数回に分けて注射を行うことからも副作用は弱いとされています。

そして副作用が起こる確率も低いと言われているので、安心して受けることができます。

アレルゲン注射

アレルゲン注射には医師が正しい方法で注射を行えば、基本的に副作用は出ないと言われています。

そのため信頼できる医師の元で注射を打ってもらうと良いですね。


しかし完治率は80%と言われており、確実に完治することのできる注射ではないので頭に入れておいてください。
ただ結構高いですね。


まとめ

花粉症対策には注射を打つという方法もあります。

しかし副作用が出るものもあったり、効果や持続期間が注射によってさまざまなので、医師としっかり相談をして、自分に合った注射を打ってもらうことをオススメします。

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