もりそばなどを頼むとセットで出てくるそば湯。
なぜか関西方面の方はそのそば湯の存在を知らない方が多いそう。
それはなぜか?
今回はそのそば湯の飲み方とその効果について調べてまとめてみました。
そば湯とは?
まずそば湯って何だろう?
と疑問に思った方は少なくはないと思います。
そしていざそば湯を飲もうと湯飲みに注いでみると少しとろみのある白濁色のお湯が出て、飲んでみるとさほど味がなくあまりおいしくないという声もあるようです。
そのお湯の正体を簡単に言いますとそば湯とは
そばのゆで汁
です。
そば食べた後にそばをゆでた後のお湯がセットで出てきます
お店によってはさらにそばの風味を味わえるようにとそば粉をお湯で溶かして提供しているお店もあるようです。
そば湯の飲み方は?
出されても正しい飲み方がわからず間違っていたら恥ずかしいからと結局いつも飲まずに帰るという方もいるのではないでしょうか?
実は私も最近までそうしていました。
そこで今回はそのようなことがないようにそば湯の飲み方をご紹介したいと思います
そば湯の飲み方は大きく分けて2つのパターンがあります
シンプルにストレートで飲む
湯飲みにそば湯を注ぎそのまま飲みます。
そば湯の味を堪能したい方におすすめです。
はじめてそば湯を飲む方は1度そば湯の味を楽しんでみるのもいいかもしれません。
そばつゆで割って薄めて飲む
そばを食べ終わったあとのつゆにそば湯を入れ、スープのように飲みます。
薬味が残っていたら、薬味を混ぜて飲んでもおいしいです。
そばを食べ終わる前に入れてはいけません。
今回ご紹介した飲み方はあくまで基本的な飲み方です。
そば湯を飲んだことがない方は最初に上記の方法でそば湯を堪能し、慣れたら自分流のそば湯の飲み方を編み出すのもいいと思います。
そば湯の栄養と効果は?
そば湯を飲む習慣は信州の食文化だったそうです。
信州では胃腸の調子が悪い時にそば湯を飲むと調子が良くなると言われていたみたいです。
その食文化は間違っていないんです!
そば湯にはたくさんの栄養が入っているんです。
なぜ栄養が豊富なのかというとそばをゆでる時にそばの栄養がお湯で溶かされてしまうので、そば湯にはたくさんの栄養が入っているんです。
昔の信州の人はそれをわかっていたんですね。
ちなみにそのそば湯の栄養とは
美容にいいビタミンB1、B2
今話題のポリフェノール
ダイエットにいい食物繊維
うつ病、統合失調症などの効果も期待されるナイアシン
など
これらが含まれておりますので、ぜひ今度そばを食べるときそば湯がでたら飲んでみてください
そば湯は関西では知らない人が多い?
実はこのそば湯って関西方面では知らない人が多いんです!
なぜ関西地方の方はそば湯を知らない人が多いのでしょうか?
その理由は・・・
関西方面はうどんの文化の方が根強く残っていたためとされています。
そば湯を飲む習慣は
信州(長野県)から江戸(東京都)に伝わってきたものだとされていることと
中国四国地方は古くから小麦の産地だったので、そばよりうどんの方が多く作られていたのではないか?
と言われています。
関西地方にお住まいの方はそもそもそば湯を飲むという食文化を知らない方が多いので、そば湯を自体を知らないという方がいても仕方ないのかもしれません。
ちなみに関西のそば屋さんは
うどん そば
の並びでメニューや店頭に記載してあるパターンが多いです。
おそらう東日本では
そば うどん
となっていると思います。
たかがそば湯されどそば湯。
とても奥が深いそば湯の魅力特集を書かせていただきました
私も西日本出身で実は初めてそば湯が出たときは驚きました。
最初こそ飲みませんでしたが、今では出たそば湯をすべて完食するほどになっています。
正直あまりおいしいものではないという声も多いですが、体にいいのは確かです、今までそば湯を飲まなかった人はぜひそば湯を飲んでみてください。
一部そば湯を提供していないそば屋さんもあるみたいですので気になる方は1度お店を調べてみたり、お店の方に聞いてみるといいかもしれません。