モロヘイヤの栄養の効果は？食べ方のオススメと注意点は？

モロヘイヤは野菜の王様とも呼ばれているように栄養がたくさん詰まった野菜です。
モロヘイヤは刻むとネバネバしていますよね。

あのネバネバこそが栄養の元なのです。

では具体的にはどのような栄養の効果があるのでしょうか？

モロヘイヤの食べ方のオススメと注意点も合わせてまとめてみました。

モロヘイヤの栄養

モロヘイヤには栄養がたくさんあります。
それぞれ一つずつどのように良いのかをみていきましょう。

カロチン

モロヘイヤはミネラルやビタミン、カルシウムなどが豊富に含まれているので、とても栄養価の高い野菜です。

特に活性酵素の働きを抑えてくれるカロチンの含有量がとても豊富に含まれています。

そのためモロヘイヤをたくさん食べることによって、血管や粘膜が丈夫になっていくので

老化を遅らせる

という効果が期待できます。

カルシウム

カルシウムは多くの日本人が不足しがちだと言われていることは有名ですが、モロヘイヤにはカルシウムも含まれているため、ビタミンKと合わさることによって

骨粗しょう症の予防
イライラを抑える

などの効果が期待できます。

ビタミンC

ビタミンCは免疫力を高めてくれる

という効果があることが分かっています。

そして鉄分の吸収を助けてくれる役割も果たしているので

めまい
貧血
息切れ

などにも有効です。

貧血などは若い女性に多い症状だと言われていますし、幅広い年齢層の方にビタミンCは効果的なのです。

ムチン

モロヘイヤを刻むとネバネバとしたものがあることが分かりますよね。

あれはムチンと呼ばれる成分です。

ムチンには

あれは糖の吸収を遅らせ、血糖値の上昇を抑える働きがあります。

なめこやオクラ、山芋などのネバネバもこのムチンと呼ばれる成分なんですよ！

胃壁を保護してくれる役割もあるので

消化不良などの予防

としても効果があります。

モロヘイヤの効果

モロヘイヤにはたくさんの栄養素が含まれているため、体に良い事は理解して頂けたかと思います。

ここまでは主に健康面をみてきましたが、美容の効果も非常に高いです！

モロヘイヤに含まれているビタミンCももちろんそうなのですが、実はビタミンEも豊富に含まれていることが分かっています。

モロヘイヤの食べ方のオススメは？

これだけ体や美容に良い野菜と聞けば、すぐにでも食べたくなってしまいますよね。
しかし調理する機会が少ないことも事実です。

スーパーなどで良く見かけるけれど、使い方が分からないという人が多いです。

食卓にモロヘイヤが定期的に並ぶという家はまずないと思います。

しかし

下準備はほとんどほうれん草と変わりありません。

モロヘイヤを流水で洗い、塩を入れて茹でてザルにとり、冷水にさらすだけで完成するので意外と簡単ですよね。

そんなモロヘイヤのオススメの食べ方は

刻んで何かに混ぜて食べる

という方法が簡単です。

例えば

・納豆に混ぜて食べれば、健康的な一品

・納豆とモロヘイヤを混ぜたものをかき揚げにすれば、ひと手間加えた料理

・天ぷら粉をつけて油で挙げる（見た目は凝って見えますのでオススメです）

モロヘイヤは意外といろいろな料理に使えます。

他にも麻婆豆腐に混ぜて食べたりと、味付けがしてあるものに混ぜれば、簡単にモロヘイヤを摂取できますよ！

モロヘイヤの茎に要注意？

『モロヘイヤの茎には毒がある』

と聞いたことがある人は多いと思います。

しかしこれは

発芽して間も無いモロヘイヤの茎に毒がある

というだけなので

スーパーなどで売られているモロヘイヤの茎は調理して食べれば問題ありません。

ただ一点気を付けなければいけない場合があります。