お正月は親戚が集まったり、出かけたりと忙しい方が多いと思います。
お正月前におせちを作って準備するご家庭もありますよね。
またお正月に余ってしまったり頂いたりしたおせちの保存方法に悩むこともあるかと思います。
今回はそのおせち領地の保存方法と日持ちする食材についてとそもそもおせち料理っていつまで食べるものなのかを紹介します。
おせち料理保存方法
基本的におせち料理は味が濃く日持ちするように作られているので、部屋の温度が10℃以下の場所なら
常温保存が可能なんです!
ただし直射日光が当たらない場所に置いておくことが大切です。
頂いたものや購入したおせち料理は
消費期限が掲載されていると思いますので、書いてある期限までに食べるようにしましょう。
手作りのおせち料理は
3〜4日程度
を目安として食べるようにすると美味しく食べることができます。
旅行に行くなど家を数日空けるため、常温保存が心配な場合は
発泡スチロールに保冷剤とおせち料理を入れて保存するという方法もあります。
この方法なら冷蔵庫に入れるよりも冷えすぎずに食べる時に美味しく食べられるので、10℃以下を保つことが難しい人は試してみて下さい。
もちろん冷蔵庫や野菜室で保存することも可能です。
冷蔵庫で保存しておいた方が良さそうな料理はお皿に分けて保存しておくと安心です。
おせち料理の賞味期限は?
おせち料理の賞味期限は
だいたい3〜4日程度
になります。
しかし日持ちするものもあるので、どの料理がどれ位持つのかを把握しておくと作りやすかったり、計画を立てやすいので覚えておきましょう。
佃煮・酢れんこん
⇒1週間から10日ほど
手作りのおせち料理を作る場合は佃煮から順番に作るようにすると美味しく食べることができます。
煮物
⇒常温でも3〜4日ほど持ちます
前もって作るのであれば、冷蔵保存しておいた方が安心です。
焼き物
⇒2〜3日ほど
焼き物も2〜3日ほど持つので前持って作ることができますよね。
食べる際はどの料理ももう一度火を通してから食べるようにしてください。
実は上記に挙げたおせち料理以外のほとんどが冷凍保存することができます。
栗きんとん
豚の角煮
黒豆の煮物
たたきごぼう
など
は冷凍保存可能なので、余ってしまったり早く作りすぎてしまっても問題ありません。
こんにゃくや数の子は冷凍保存可能ですが、食感や味が若干変わってしまうことがありますので、あまりオススメはできません。
日持ちする食材は?
おせち料理の中でも日持ちする食材がいくつかあります。
真空パックのお餅は常温保存でも
2年位
もちます。
真空パックでないお餅でも冷蔵保存をすれば
3〜4ヶ月位
は持ちます。
他にも
するめは常温保存で半年程度
紅白かまぼこや栗きんとんも冷凍保存であれば半年程度
数の子は冷蔵保存で2ヶ月程度
おたふく豆と伊達巻は冷凍保存で1ヶ月程度
となります。
意外にも日持ちする食材がおせち料理にはたくさんあるので、日持ちしない食べ物を先に食べて、日持ちのする食べ物は後でゆっくり食べていけるので、覚えておくと効率良く消費することができますし、手作りをするのであれば日持ちするものから順番に作っていくと当日美味しく食べられます。
おせち料理はいつまで食べるのか
おせち料理はお正月の定番として知られていますが、いつまで食べるのが一般的なのか分からない人も多いかと思います。
前もって準備するご家庭がほとんどですが、食べるのは元日から食べ始める人がほとんどだと思います。
しかしおせち料理は大晦日から食べる風習がある地域もあります。
元々は年迎えの意味で食べる料理だったそうなので、その名残りがまだ残っていると言う事ですね。
現在では大晦日は年越しそばを食べるのが一般的になってきているため、おせち料理は元日に食べることも一般的になってきています。
年越しそばと一緒におせち料理を食べるという家もあるかもしれません。
ではいつまでおせち料理を食べるのが一般的なのでしょうか?
おせち料理は余ってしまうと勿体ないので、なくなるまで保存して食べる家庭が多いため、あまりいつまでにということは言われていませんが、基本的には
正月の三が日まで
に食べるものだと言われています。
主婦は365日休みがないとよく言いますが、お正月の三が日くらいは台所に立たずにゆっくり過ごして欲しいという意味があります。
そのためおせち料理の賞味期限は3日間のものが多いのです。
現在では日持ちする工夫をされているおせち料理も出てきているのですが、やはりお正月の三が日を想定して作られているおせち料理がまだまだたくさんあります。
まとめ
おせち料理は昔からお正月に食べるものとして知られているので、昔から入っている食材はあまり変わりありませんが、現在では日持ちするように工夫されていたり、お店でおせち料理を買うことができるようになってきています。
食材一つ一つの日持ちを把握しておけば、無駄なく消費することができるので、計画を立てて楽しいお正月にしてくださいね。