ほとんどの家庭で、ご飯は炊飯器で炊くと思います。
ただ土鍋でご飯を炊く方法を実践すれば、さらに美味しいご飯を食べることができます!
土鍋は普段ご飯を炊くのには少し手間がかかるイメージが強いかもしれませんが、意外と簡単に炊くことができるので是非一度挑戦してみてください。
今回はその土鍋でご飯を炊く方法で重要な水の量や炊く時間などを詳しくまとめてみました。
ちなみに土鍋ではなくても普段お鍋をする際に使うような鍋でも代用できますので、土鍋がない人も是非挑戦してみてくださいね!
お米を研ぐ
土鍋でお米を炊く際には
1度目の水は米をさらっと洗ってすぐに捨てて、2度目からきちんと研いでいきます
米の表面についたぬかや油を取るために、2度目から研ぎます。
実際に米を研いで行く際にあまり強く研いでしまうとお米が欠けて、せっかくのご飯が台無しになってしまうので、力加減に気をつけながらしっかりと研いでいきます。
コツは手のひらを使って、お米を押すように洗うことです。
この方法でお米を研げば、爪がお米に当たることもないので、お米を欠けさせることなく研げますよね。
そしてお米を研ぎ終わったら、研いだお米を土鍋に移して、お米1合に対して、水180cc〜220cc位を入れて浸しておきます。
浸さなくても、もちろん食べられますが、こうすることによってお米の芯まで水が行き渡るので、仕上がりがふっくらと美味しく出来上がりますよ!
水に浸しておく目安の時間は30分〜1時間程度です。
お米を研ぐのに使ったとぎ汁はそのまま捨ててはもったいない!
土鍋に入れる水の量は?
水については浸水させておいたものをそのまま使うことになりますので、水の量は
お米1合に対して、180cc〜220cc
で大丈夫です。
細かな水の量はお好みで♪
もしよくわからなければ200ccでいいと思います。
水の量は
1合なら200cc
2合なら400cc
3合なら600cc
ということになりますね。
ただ新米を使ってお米を炊く場合は、お米が含んでいる水分が通常のお米に比べて多く含まれているため、少し少なめに水を入れてください。
土鍋の火の強さは?
土鍋は火にかけ始める時から、いきなり強火にします。
土鍋が火に包まれるくらいの強火が理想です。
10分弱で沸騰して湯気が出てきますので、ここから弱火に設定します。
さらに10分ほど火にかけますが、硬さの好みは家庭によって様々だと思いますので、弱火にしてからの分数は多少前後して調節してください。
もちろん早めに火を切る方が硬めになります。
タイマーやスマホのアラーム機能を利用して正確に時間を測ると失敗しにくいのでオススメです。
10分たったら火を止めて、余熱で数分蒸らしたら完成になります。
そこからさらにお米をほぐしてもう一度蒸らすと、より美味しいお米になるので、試してみてください!
ご飯を炊く時間は?
ご飯を炊く時間は
強火で10分
弱火で10分
余熱の数分
これらを合わせると30分弱で炊きあがります。
通常の炊飯器だと炊きあがるまでに40分程度はかかってしまうと思うので、実は土鍋の方が時短にはなっていますね!
ただ炊飯器のようにワンタッチで終了!
というわけにはいきません。
弱火にしたり火を止めたりする作業があるので、時間を気にしなくてはいけませんが、これもタイマーなどを使えば、鍋の前に張り付いてい必要もありませんので、それほど負担にはならないと思います。
まとめ
土鍋でご飯を炊くことは、少しハードルが高くなかなか挑戦していなかった人も多いのではないでしょうか。
しかし、こうして見てみると意外と簡単に炊くことができるので、一度試してみて下さい。
手間に関しては少し土鍋の方がかかるかもしれませんが、浸水させている間に洗い物をしたり、おかずを作ることもできますし、タイマーを設定しておけば、火にかけている間も他のことができます。
この機会にぜひ土鍋でご飯を炊いてみてはいかがでしょうか。
今回は土鍋でご飯を炊く方法を紹介しましたが、こちらの記事では炊飯器でおいしく炊く方法を紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
⇒ご飯のおいしい炊き方は?米の水の量や洗う回数など研ぎ方を紹介