一年を通して私達が利用するエアコンは快適に生活するには必需品ですよね。
しかしある程度の年数使っていると水漏れが起こり、エアコンの効きが悪くなってしまうことがあります。
そんな時プロの業者に頼むのも一つの方法ではありますが、業者の人と予定を合わせなければなりませんし、費用もかかりますよね。
中には家に人を上げることがあまり好きではない人もいると思います。
ササッと直してくれるメリットもありますが、費用のことなどを考えると自力でなんとか直したいと思いませんか。
今回はエアコンの水漏れの原因や自力で直す方法をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
Contents
エアコンの水漏れの原因
エアコンの水漏れを経験している人は少なくありません。
4人に1人位は経験しているそうなので、経験がなくても今後水漏れする可能性は十分あります。
そのために原因を頭に入れておき、水漏れする前に対策を行っておくと修理する余計な労力や費用がかからなくて安心です。
今回エアコンの水漏れの原因をいくつかまとめました。
ドレンホースの詰まり
ドレンホースとは、どのエアコンにも付いている排水ホースの事を言います。
このドレンホースに
ホコリや虫、水垢などの溜まりが原因で水が上手く排出されない
ことによって、水漏れが起こります。
そのため水漏れを防ぐには、ドレンホースを定期的に掃除する必要があります。
ただ・・・ドレンホースの掃除はササッとできるものではありません。
そのため面倒に感じるかと思いますが、水漏れが起こって修理になる方が時間がかかりますので、割り切って掃除しましょう。
結果的にエアコンの寿命が伸ばすことができます。
個人的には、このドレンホースが原因の事が多い気がします。
家もなったことありますし。
ドレンホースの破損
ドレンホースが
何らかの理由で破損してしまっている
という場合も破損が原因で上手く水が排出されず、水漏れしてしまうことがあります。
ドレンホースは破損するような何かをしない限り心配することはありませんが、ネズミなどの害虫が出る家庭は、気づかない間にかじられていて破損していることもあるので注意が必要です。
ネズミや害虫などが原因の場合はドレンホースを直す前に駆除しておきましょう。
アルミフィンが結露
エアコンがフル稼働の状態が長時間続くことによって
エアコン自体が冷え過ぎて、アルミフィンが結露してしまう
ということがあります
特にエアコンの性能よりも部屋が大きい人はこの原因の可能性が高いので注意しましょう。
エアコンの歪み
エアコンの水漏れの原因が
エアコン本体が傾いてしまっている
という時もあります。
うまくドレンホースに水が回らなくなってしまいます。
あまりエアコンを傾けることはないと思いますが、念のため自宅のエアコンをチェックしておくと安心です。
エアコンの水漏れは、このように様々な原因が挙げられます。
対処法も原因によって違うので、もし水漏れが起こってしまったら原因はこれかな。
と可能性の高い原因を突き止めておくことも大切です。
エアコンの修理方法
エアコンは機械に詳しい人でなければ、業者に頼む人が多いと思います。
面倒くさいですし、壊れてしまったりしたら最悪ですもんね。
しかし料金も時間もかかりますし、相手との日にちや時間も合わせなければなりませんよね。
そこで今回は自力で修理する方法だけをご紹介します。
やれそうなものがあれば試してみてください。
ただ自力で修理する場合は事前に
室内機の吹き出し口にはビニール袋をテープで固定する
これはしておきましょう。
水が室内に来ることを防ぐことができます。
ドレンホース
ドレンホースが原因の場合
詰まり
破損
この二つのどちらかになります。
破損が見当たらなければ詰まりが原因ですので、掃除機を用意します。
まずは掃除機は吸い込み口のアタッチメントを取り外し、ホースのみにします。
ドレンホースから掃除機に水が入ってしまうと、今度は掃除機が故障してしまうので、必ずドレンホースは上向きにしっかりと持ち、掃除機で吸います。
数秒間その状態をキープしたら掃除機を外して、ドレンホースを下に向けて水を出し切って下さい。
破損が原因の場合は破損箇所をビニールテープやドレンホース専用の接着剤などでしっかりと止めて空気が漏れない状態を作り、掃除機をします。
ただ破損の場合は正直寿命の可能性もあると思いますので、業者に一度見てもらった方がいい気がしますね。
エアコンの傾き
エアコンが傾いていることによって水漏れが起きている場合にはエアコンを水平に戻しましょう。
水平にした状態で水漏れがなければ、水漏れしてしまった箇所を拭いて様子をみます。
ただエアコンの傾きを自力で直すのは非常に難しいと思いますので、業者に見てもらった方がいいかもしれませんね。
アルミフィンの結露
エアコンが冷えすぎてしまうことが原因で起きるアルミフィンの結露は、まずエアコンを休ませてあげることが大切です。
設定温度を上げてエアコンを温めるか
エアコンを切る
これで一度様子をみてください。
修理する際には、必ずエアコンの電源を切ってから行って下さいね。
エアコンを付けたまま取り外したり掃除をしてしまうと危険ですので、必ずエアコンを切ってから取り掛かるようにしましょう。
エアコンの水漏れの修理を業者に頼むと料金はどれくらい?
エアコンを買い換えるよりは業者に修理してもらう方が安いと考え修理を業者に頼む人も多いと思いますが
修理代の方が高くなることもあります!
電化製品あるあるかもしれませんが。
まずエアコンは自宅から修理をしに持ち出すことはできませんので、業者の人が自宅に来るということになりますよね。
これだけでも出張費がかかってきます。
この出張費がだいたい
2,000円前後になります。
また原因が分からずにお願いする場合にはとりあえず点検をすることになりますので、点検費が3,000円前後かかります。
これだけでも費用は5,000円前後!!
これくらいは支払うことになると思っておいてください。
修理費は当然エアコンが故障している箇所によって料金が違いますが、一つ部品を交換するだけでも10,000円〜とかします。
エアコンは1〜2年とかで壊れてたりしませんので、修理に出す必要ある時は、すでに年数がたっていると思います。
その場合ほとんどが部品を新しいものに取り替えることが多いので、費用は結構かかることが多いということを覚えておきましょう。
部品を取り替える箇所が多ければ多いほどもちろん値段も上がってきますので注意しましょう。
さいごに
エアコンは買い替えも修理代も高いので、なるべく自分で修理しておきたい所ですよね。
水漏れがいきなりくると真夏の時は特にたいへんです。
部屋の中が地獄・・・
ということにならないようにドレンホースが詰まっていないかを何年に一回か(もっとした方が本当はいいと思います)点検しておいた方がいいですね。
こまめに対策をとっておけば、水漏れの心配も減りますし、特にエアコンの修理を自分でできなさそうな人は普段から気をつけておく必要がありそうですね。