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お正月と言えば初詣に行く人が多いですよね。
しかし何処の神社に行っても混雑していて、小さいお子さんがいる家庭などはなるべく人がいない時に行きたいものです。

今回は人混みは避けたいけれどいつまでに行けば良いの?
行けない場合は?

などの疑問を解決していきましょう。
また初詣に行く意味や由来も合わせてご紹介します。

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初詣はいつまでに行けばいい?

新年のスタートを切る初詣ですが、元旦に行くことが難しい人もいますよね。

そもそも初詣とは


年が明けてから初めてお参りをすること


を指す言葉なので、元旦に行けなくてもお参りに行けばそれが自分の初詣となるのです。


真冬なので寒いですし、小さいお子さんがいる場合はなるべく風邪を引かせないためにも混まない時期を選びがちですが


初詣は松の内に行くこと


を目安に計画を立てると良いでしょう。


絶対に松の内までに行かなければならないという決まりはありませんが、松の内というのは年神様と呼ばれる神様が滞在していると言われている期間のことです。

松の内までに初詣に行くことで神様に挨拶をすることもできるので良い1年のスタートを切ることができます。


松の内の期間は地域によって日にちが異なりますが


1月7日までというのが一般的です


中には1月20日までを松の内とする地域もあるので、自分の地域の松の内はいつまでなのかを確認しておくと初詣の目安になるので良いでしょう。


初詣に行く意味は?

初詣に毎年何気なく行っていませんか?
初詣に行くことにはきちんと意味があります!


去年の感謝を伝えること
今年一年のお願い事をする



という意味があるので初詣は神様にする新年の挨拶として大切なことなのです。


毎年同じ場所に行かなければご利益がない。


と思っている人いると思いますが、実は毎年場所を変えても初詣を行えばご利益はついてきてくれます。


場所にこだわるのではなく、感謝と祈りを捧げることが何よりも大切なので、去年のおみくじを持っていた場合でも別の神社で納めることもできます。

そしてお願い事をする目的によって毎年場所を変えることも大切になってきます。


例えば


新年に受験を控えている年
⇒学問の神様がいる神社

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新年に出産予定があれば
⇒安産祈願に強い神社


というようにするとよりご利益が出て良い方向に導いてくれます。

しかし家の近くに神社や寺院がある場合はその場所にもきちんとお参りに行くようにしましょう。


近くの神社や寺院には氏神様がいると言われています。

そのため挨拶も兼ねて今年一年も無事に過ごせますようにと言う意味で行くものだと言われています。


初詣の由来は?

初詣は私たちが産まれるはるか昔から受け継がれているもので、江戸時代の頃からあったと言われています。

もともとは初詣ではなく


「年籠り」(としこもり)


と言われるものでした。


家長が大晦日の夜から元旦の朝にかけて氏神の社に籠る習慣があったことから、現在までその名残りで初詣があるのです。

年籠りと呼ばれていたお参りはやがて


大晦日の夜に行われる除夜詣
元旦の朝に行われる元日詣



の2つに分かれました。


今の初詣は昔で言うと元旦詣の方に当たります。

除夜詣の方も現代まで受け継がれている所もあり、現在では近所の寺院などに集まって除夜の鐘を鳴らすことで一年を締めくくるという風習になっています。


初詣に行かないとどうなる?

初詣は神様にお参りをすることだと言われていることもあり


行かないと新年に何か悪いことが起きてしまう!?


と考えてしまうかもしれませんが


初詣に行かなかったからといって何かバチが当たるということはもちろんありません!


お正月に海外旅行に行く人も増えてきていますし、今は初詣に行かない人も増えてきている傾向にあります。


しかしお参りをすれば神様から恩恵を授かることができるので、初詣はなるべく行くようにすると良い一年を過ごすことができます。


また一回のお参りでお願い事は1つまでという決まり事がありますが、毎日お参りすることでより良い方向に向かうことができるので、何度も行くことは良いことなのです。


ただ必ずお金は自分のものを用意しましょう!


お賽銭で使うお金を親などに出してもらってお参りをしても恩恵を授かることはできないので、注意してくださいね。


まとめ

初詣は昔から伝わっているもので、きちんと由来や行く意味もあるものです。

毎年恒例だからという理由でなんとなく初詣に行くよりもきちんと初詣に行く意味を理解した上で行った方が気持ちも入ります。


初詣に行かなくてもバチは当たりませんが、何かあってから


「初詣に行っておけば良かった・・・」


といったことがないようになるべく毎年行くようにしましょう。
行くに越したことはありません。

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