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カーテンの毎日の汚れは掃除機などで上から下へ軽く吸ってほこりをとるだけで十分です。
これはあくまでの毎日の掃除です。

カーテンを洗う頻度を聞くと年に一度や中には全く洗わないなどさまざまです。

しかし全く洗わないっていうのはちょっと汚いですよね。

カーテンは

自宅で洗濯するのか?
クリーニングに出すのか?
洗う頻度はどれくらいがいいのか?
カビが生えてきたときは?

これらも悩みどころですよね。

今回はその意外と疑問の多いカーテンの洗濯についてみていきましょう!

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カーテンの洗濯方法

カーテンはときどき洗った方が生地の傷みを防げますし、何より清潔です。

生地によっては家庭で洗えるものとクリーニングに出した方がいいものがあります。


まず悩むのは


クリーニング
洗濯機
手洗い



どうやって洗濯するのかですよね。


それぞれの洗い方について調べてみました。 


クリーニング

ドレープカーテン
裏地がついたカーテン
遮光カーテン
など



これらの厚地で生地が特殊なものは家庭で洗うより、クリーニングに出した方が洗いによる生地の縮みがなく、買った時の状態のようにキレイに仕上げてくれます。

当日仕上げや防炎加工、ドレープ仕上げの他、家庭では難しいカビ取りやシミ抜きなどのオプションもあります。


カーテンは素材や面積によって、料金が変わります。

生地やお店にもよりますが


1枚あたり平均5,000~6,000円位


が相場です。


洗濯機で洗う方法

①カーテンフックを外し、カーテンのホコリを払う

②カーテンのヒダに合わせたたみ、大きめの洗濯ネットに入れます

③おしゃれ着洗いまたは一般衣料用洗剤、柔軟剤を入れて、手洗いドライコースで洗います

④洗濯機から取り出したら、シワを伸ばします。


手洗いの方法

①カーテンフックを外し、カーテンのホコリを払う

②大きなたらいなどに中性洗剤と酸素系漂白剤を溶かします

③押し洗いをします
もみ洗いはカーテンが痛み、シワになる可能性もあるので注意。

④洗った後はよくすすぎ、脱水機や脱水機は避けて乾かします。



カーテンは家庭で洗濯すると素材によっては縮んだり、風合いや色合いが変わってしまうことがありますので注意が必要です。


素材による特徴は


ポリエステル

比較的縮みにくい
家庭でも洗えいやすい


綿・麻・レーヨン

縮みやすい
洗う時に注意が必要


とはいえ、クリーニングに出すほどでもないというときは手洗いでつけ置き洗いし、脱水は弱く短めにするなど、工夫するといいでしょう。


カーテンを洗う洗剤は?

カーテンを洗う場合は必ず洗濯表示を確認してください。

ポリエステル素材のものは洗濯機で洗えますが、素材によっては縮むことがあります。
乾燥機にかけるのは避けてください。


素材によって、使える洗剤が違います。


①取り扱い表示に「中性」とあるもの
おしゃれ着洗い洗剤が使えます。それ以外の一般衣料用洗剤(蛍光剤配合、蛍光剤無配合)は、どちらも使えません。


②取り扱い表示に「中性」と特に明記されていないもの
 
・生成りや淡い色もの
おしゃれ着洗い洗剤と、一般衣料用洗剤(無蛍光)が使えます。
※蛍光剤が配合されているものを使うと、もともとの風合いが変わってしまうので、使わないでください。
 
・それ以外もの
どの洗剤も使えます。


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カーテンのカビ取りの方法

カーテンにプツプツと見える黒い斑点はカビです。

このカビは冬場に窓の内側にできた結露がもとで繁殖したもので、お風呂のカビと同じ黒カビです。


カビが繁殖しやすい温度は20℃以上といわれています。

そのままほっておくと室内でカビが発生してしまいます。

またカビは繊維の奥に付着して、部屋のニオイの元になります。


一度カーテンに黒カビができてしまうとふつうの洗濯ではまず落ちません。
カビができてしまったカーテンの洗い方を、いくつかご紹介します。


重曹を使う方法

①少し大きめの桶か浴槽に70℃くらいの熱湯を入れる

②お湯に塩素系漂白剤と洗剤、重曹を混ぜる
お湯に対して、1~2%くらいの塩素系漂白剤と洗剤、重曹小さじ1を入れてよく混ぜる

③カーテンをつけ置きする
ポリエステルなど化学繊維なら、ある程度つけおきしても大丈夫です。
麻や綿などの天然素材はつけおきする時間が長いと線維が弱るので注意してください。
つけおき時間は最大10分位です。

③カーテンを取り出す

④酢を少し入れ洗濯機で2回すすいで脱水
脱水の時間は短めにします。


酢を少し入れるのは塩素系漂白剤のアルカリ性中和するためです。
桶や浴槽から取り出す時、お湯が熱いので注意してください。


カビキラーを使う方法

お風呂洗いのカビキラーがカーテンのカビ退治にも使えます。


①カーテンを取り外し、お風呂で広げて、カビの部分にカビキラーをスプレーでかけます。

②5~10分くらい放置して、カビが落ちたのを確認したら、大きめのたらいなどで一度水洗いして、洗濯機ですすぎ洗いしてください。


カーテンの干し方は?

レースカーテンは洗ったら、軽くシワを伸ばしてから


フックをつけてカーテンレールに吊り下げて、自然乾燥させます。


窓を開けて風通しをよくすると早く乾き、カビや生乾きのにおいを防げます。


厚地のカーテンや窓の結露が気になる場合は


洗濯物を干すピンチや物干し竿などを使って干します。


汚れがつかないように竿をあらかじめ拭いてから干してください。


直射日光はできるだけ避けてください。
色褪せの原因になります。


カーテンを洗う頻度と時期は?

カーテンは一見目立たなくても汚れやにおいが付着しています。

汚れがつくと落ちにくいだけでなく、カーテンの生地自体も劣化します。


その時は窓を開けるか、閉めたままにしているかにもよりますが


ドレープカーテン:年に1~3回位
レースカーテン:2ヶ月に1回位



これくらいの頻度が目安です。


あくまで目安です。

汚れが気になれば、その時洗濯しても問題ありません。


ちなみにレースや地の薄いもので、カーテンレールに吊り下げて自然乾燥させる場合は春~夏がいいと思います。


まとめ

カーテンはそんなに頻繁に洗う必要はありませんが、やはりそれなりに汚れています。

紫外線や汚れでも生地が劣化するので、たまには模様替えを兼ねて、カーテンを取り替えてしまうのも一つの方法です。

カビが生えた時は部屋に広がってしまうおそれがあるので、見つけたらすぐ外して洗いましょう。

カビは落とすのが難しいので、落ちきらなければ、思い切って捨て、新しいものと変えた方がいいでしょう。

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