冬の季節になるとニットやコートが大活躍しますよね!
オシャレに着こなせる物が多いニットやコートですが、毛玉ができやすい服でもあるので、着たいけど着れなかったということもよくあると思います。
そこで今回はニットやコートの毛玉の取り方についてお伝えしていきます。
是非参考にして今年の秋冬はたくさんオシャレを楽しんでみてくださいね!
Contents
毛玉ができる原因は?
毛玉ができてしまう主な原因は「摩擦」です。
例えば鞄を肩に掛けたり、リュックを背負ったりなどすると、どうしても擦り合ってしまいますよね。
こうしたことを繰り返すことで摩擦が発生し、素材の表面が羽毛立ってきてしまいます。
この羽毛立ったものが静電気を引き起こし、繊維と繊維が絡まることによって毛玉ができていきます。
また洗濯機で服を洗うことによって、他の服との摩擦が原因で毛玉ができてしまうこともあります。
そのため毛玉ができやすいものは手洗いで優しく洗うなど摩擦が起こらないにするための工夫が必要になります。
他にもクリーニングに出したり、着る頻度を減らすなどの方法で毛玉を防ぐことができますよ。
ニットやコートの毛玉の取り方
ニットやコートの毛玉は摩擦が原因です。
ただすでに毛玉ができてしまったお気に入りの服はどうすればよいのでしょうか。
実はいくつか取り方もあります。
毛玉ができてしまったからといって、諦めるのではなく、まずは下記の毛玉の取り方を試してみて下さい。
カミソリ
カミソリと聞くと服の素材を悪くしてしまわないか不安になる人もいるかと思いますが、そもそもカミソリは皮膚を切らないようにムダ毛だけを処理してくれる造りになっていますので、服に使用すると上手く毛玉だけを取り除いてくれます。
使用するカミソリはT字のカミソリを準備しましょう。
アイロン台や固い机の上などの上に服を置いて、優しく繊維に沿って毛玉を取るようにすると驚くほど早く綺麗に取ることができます。
ただいくらカミソリで毛玉が取れるといっても、強い力をかけたり、繊維に逆らってしてしまうと服が破れたり傷む原因になるので、優しくすることを心がけてくださいね。
スポンジ
毛玉の取り方にはスポンジを使う方法もあります。
食器を洗うスポンジで十分ですが、ポリウレタン製のゴワゴワした強く擦ると痛いと感じる固い面のあるスポンジを選びましょう。
このゴワゴワの面の方で毛玉を取っていきます。
スポンジを使う際も繊維を傷つけないように、優しく撫でるように取っていきます。
ポリウレタン製のスポンジには目では確認しずらいですが、小さな穴がたくさん空いていて、その穴に毛玉がフィットし、中に入り込んでくれる仕組みで取れるようになっています。
カミソリよりも面積が広いので、早く毛玉を取ることができますよ!
歯ブラシ
毛玉を歯ブラシで取る時は家の使い古しの歯ブラシで十分取れます。
新しいのを毛玉取り用に使うのは勿体無いので、使い古しの歯ブラシで実践している人が多いですよ!
毛玉が大きいものは歯ブラシに毛玉を巻き付けるようにして取り、小さな毛玉はそのまま優しく撫でるように取ります。
カミソリやスポンジに比べると少しコツが必要になりますが、慣れてくると面白いほど綺麗に取れます。
使い古しの歯ブラシは毛玉取りだけではなく、細かい部分の掃除などにも活躍してくれますので、捨てずに取っておくといざと言う時に役に立ちますよ。
毛玉ができやすい素材は?
ニットやコートによくみられる毛玉ですが、他にも毛玉ができやすい服はありますよね。
毛玉ができやすい服は素材が関係していますので、毛玉ができやすい素材をご紹介していきます。
アクリル100%
アクリルは繊維がとても強いため、摩擦も起きやすいですし、絡みやすくもなっています。
繊維が強いので、毛玉として固まってしまったものは一番取りにくい素材だとも言われていますので、アクリル100%の素材の服は特に注意して、摩擦を引き起こさないように気をつける必要があります。
天然素材と化学繊維の混紡
天然素材はカシミアやウールなどの事で、化学繊維とはアクリルやポリエステルのことです。
天然素材のみの場合には毛玉もできにくいですし、できてしまったとしても直ぐに取れる毛玉ですが、強い繊維の化学繊維が混ざることによって、摩擦が起きやすく、毛玉も取れにくくなってしまいます。
さいごに
冬の季節は毛玉ができやすいニットやコードが大活躍する季節ですよね。
そのため毛玉の悩みも増加するかと思いますが、今回紹介した毛玉の取り方で、一番やりやすそうなものを選んで試してみてください。
また摩擦や洗濯の仕方を気を付けることで毛玉ができることを予防することできますので、意識してみましょう。