色々なものに付いていたり、貼ったりするシールですが、紙やガラスについているシールって綺麗に剥がれないことが多いですよね。
しかもベタベタになることも多く、そうなってしまったら最悪ですね。
しかしベタベタに付いてしまったシールでも簡単に取れる方法があるんです!
今回はそんな綺麗に剥がすのが難しいシールを簡単に取る方法などをご紹介していきたいと思います。
是非参考にして試してみてください。
Contents
シールがベタベタになってしまう原因は?
シールは2層の構造からできています。
紙やフィルムなどの表面となる素材の部分と接着部分です。
2層になっているのにもきちんと理由があり、シールと物が近づく時に働く分子間力を応用して粘着剤が間に入ることによって、表面の紙やフィルムなどの表面の部分が物に貼り付けられるという仕組みです。
この仕組みがあるからこそ、ガラスやプラスチックなどのあらゆる所にシールはくっつくのです。
シールに使われている粘着剤は弾性があるので剥がす時には伸びながら剥がれていきます。
しかし
強い力で剥がしたり
急いで剥がしたり
してしまうと
粘着剤が途中で裂けてしまうことが原因でシールが綺麗に剥がれずに、ベタベタしてしまうと考えられます。
そしてシールを剥がした後に残ってしまったベタベタの部分というのは表面の層が無くなっている訳ですから、接着部分だけが残ってしまい、綺麗に剥がすことが難しくなってしまうのです。
シールの剥がし方
シールの剥がし方をいくつかご紹介していきます。
ガラスやプラスチック、紙などの素材によって剥がし方も変わってきますので、それぞれの方法を順番にお伝えします。
ガラス
電子レンジ
ガラスのコップなどにシールが貼ってあることがあると思いますが、なかなか綺麗に剥がれてくれませんよね。
そんな時には電子レンジが使えるガラス素材のものであれば、容器についたシールの部分を水で濡らし、その後容器に水を入れて30秒ほど温めます。
電子レンジの熱で粘着剤が柔らかくなり、簡単に剥がすことができます。
お酢
この方法は結構知られているものなのですが、お酢を使って綺麗にシールを剥がします。
まずはコットンとお酢を用意して、コットンにお酢を浸します。
お酢を浸したコットンをシールの部分に塗り込み、ラップを上から巻いてしばらく放置しておくだけです。
放置する時間が長ければ長いほど簡単に取れるので、試してみてください。
ベタ付きが残ってしまう場合もありますが、後からコットンで拭き取れば綺麗になりますので、安心してくださいね。
食器用洗剤
中性洗剤をシールの部分になるべくたっぷりとかけます。
その部分を上からラップで覆い、しばらく放置してからシールをゆっくり剥がします。
可能であれば、少し電子レンジにかけて温めても良いです。
ぬるま湯
ぬるま湯にシールの付いたものを浸けておきます。
そうすることによって粘着剤の部分が柔らかくなり、剥がれやすくなりますよ。
剥がす時はヘラなどを使って取るようにするとより綺麗に剥がすことができます。
プラスチック
ハンドクリーム
プラスチックも一度ベタベタについてしまったら、取るのに手こずりますよね。
しかしハンドクリームをシールの部分に塗り込み、指の腹でクルクルするように擦ります。
そうすることによって、ポロポロとシールが剥がれてきますので、綺麗に取ることができるのです。
ゴミ箱の上や要らない紙を引いた上でするようにすると床にシールのカスが落ちなくて済むのでオススメです。
消しゴム
消しゴムでプラスチックについたシールの部分を擦ります。
まずはシールを剥がしておき、残った接着部分を消しゴムで擦るようにしてください。
2層のまま消しゴムを使ってしまうと全て綺麗に取るまでに時間がかかることがありますので、一度シールを剥がしてから残りを消しゴムで取るようにしてみてください。
シール剥がし専用の溶剤
シール剥がし専用の溶剤が売られていますので、それを使って剥がすという方法もあります。
使い方は商品によって多少異なりがありますので、説明書を良く読んでから使用するようにしてください。
プラスチックでご紹介したシールの剥がし方は、ガラスの素材にも有効なので、これらの方法でも是非試してみてください。
紙
ドライヤー
ドライヤーをシールの部分に当てて、端っこからゆっくりと剥がしていきます。
しかし粘着剤のベタベタが残る可能性があるため、残ってしまったらプラスチックでもご紹介した消しゴムを使用してみてください。
綺麗に剥がすことができます。
ライターオイル
ジッポーなどのライターオイルをシールの部分に染み込ませて、しばらく待ってからゆっくり剥がすと綺麗に剥がれます。
印刷物に使用する場合はにじむことがあるので、ライターオイルが完全に乾くのを待ってから剥がすようにしてください。
この方法は跡も残りませんし、いいんですが、オイルを使う分注意が必要です。
まとめ
シールは素材によっては、なかなか剥がれにくかったり、跡が残ったりしてしまいますよね。
しかし簡単に綺麗に剥せる方法がいくつかありますので、素材別に剥がし方を使い分けて試してみてください。
手だけで剥がそうと思ってもなかなか綺麗にいきませんし、時間もかかってしまうので、自分に合う楽な方法を見つけていきましょう。